ユリアのここスゴ17回目:日本の選挙がスゴイ

Julia Ecom(イーコム)

EcomのJuliaです。東京で働いていることもあって、最近よく選挙の事を耳にします。実はドイツにいる時、日本の選挙や政治家に対するイメージは、Part time jobのように感じていました。

その理由は、ちょっとしたことで政治家が辞めて新しい人に変わるからです。そして今回、日本にいて、東京都知事選挙という大きな選挙を実際に体験しています。実際に選挙の様子を見て、ドイツと違うなぁーというところを感じましたので書きます

VotingCertificate

それは、日本の選挙では、選挙に出る人の顔が”よく見える”ということです。駅前などでスピーチをしていたり、選挙カーからアピールをしたり、実際に街や電車で、たくさんの人と握手をしたりなど、とてもフレンドリーで、身近に感じます。ドイツでは、こういうのは全くないです。

ドイツの選挙だと、選挙カーが外を走ることもないですし、駅前でスピーチをしても、「?」という感じで誰も聞かないし集まらないと思います。スピーチなどは、市役所などで決めた日に、選挙に出る人がスピーチを行うので、それにあわせて興味ある人が行って聞くという感じです。街中では、デパートの近くにブースがありますが、本人ではなく、そこにサポーターの人がいて、興味ある人はそのサポーターの人がface to faceで説明してもらえるという感じです。
もっと言うと、ドイツの選挙は日本より、組織が強いように思えます。ですので、皆、立候補の人本人よりも、あの政党の人だから投票しますという感じで決めます。ですので、選挙の出る人は、TVやマスコミにはもちろん出ますが、他の時間は、他の政治家に会ったりなどが多く、日本のように政治家本人が大きくみんなの前に出て、お願いするというのはスゴイなと感じてしまいます

Election Box

ちなみにドイツの選挙権は18歳からで、選挙投票率はとても高く、低くても70%は投票します。私も毎回投票は行っています。日本だと若い人が全然投票しに行かないと聞いていますが、なぜなのでしょうか?私は、日本の立候補する人が、年が上過ぎるから、若者と考えが違って、サポートしづらいからなのかなと考えています。他に理由が分かる人がいたら教えてください。よろしくお願いします。

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

6 thoughts on “ユリアのここスゴ17回目:日本の選挙がスゴイ”