Всем привет! みなさん、こんにちは!Ecomのユリヤです。日本のお天気はいかがですか。東京もすっかり秋になりましたか?
今日は意外にもロシア人がびっくりする、日本のお酒事情についてお話したいと思います。
以前も書きましたが、ロシアは基本的に「アルコールの国」というイメージが世界的にあります。当然ロシア人もそれを自覚しており、嫌々ながらも認めています(笑)
ところが、礼儀が正しくて、食生活が健康的で、規則正しい国日本に来て、金曜の夜に銀座を歩けば…。下手したら、ロシアの金曜の夜よりすごい風景だったりするものです。
そして、これを見るロシア人は驚きとともに、ちょっとした親近感を覚えているようです。少なくとも、私の目にはそう見えます(笑)日本だろうがロシアだろうが働く男たちのバトルは厳しいもので、飲まずにはやってられないのでしょう。
そもそもなぜロシア人がそんなに驚くのかというと、ギャップの大きさにあるのだと睨んでいます。日本人は働き者で真面目だというイメージがあることは、皆様もご存知でしょう。実際、ロシア人はそのようなイメージを抱いています。ただ、自分にも周りにも厳しく務めるからこそお酒の席ではとことんストレスを発散するのも、日本の会社に勤めていた私はわかります。
日本は、昼の厳しい世界とは逆に夜は暗闇が隠してくれるかのように、な~んでもありな空気がちょろっとある気がしませんか?下ネタ?当たり前!それ以上?まっ、お酒の席ですし、いいんじゃないですか~と言った具合に。
Но!(しか~し)、たとえ前の晩に上司とため口になっても、翌日の朝はいつも通り敬語でびしっと決めるのが日本の社会人ですよね。それに比べ、ロシア人はお酒を飲んでため口になったら、そのまま朝もため口です。むしろ兄弟です(笑)当然例外もあると思いますが、夜は夜、会社は会社という風に分けたりはしていません。
だからこそ忘年会などの会社の行事をとても大切にし、社員同士のコミュニケーションを図っています。日本ほど上司を気遣ったりお酒を注いだりなどの文化もないため、むしろ気軽に行けるのも事実です。
日本に行って地下鉄のベンチや公園で転がっているサラリーマンたちを見ると、ヨーロッパやアメリカの人は「大人げない」と嫌な思いになると聞いたことがあります。しかし、私の気のせいかロシア人だけは、目をキラキラさせながら「日本人も酔っぱらって外で寝たりするんだ!」と、なんだか嬉しそうです。お酒の力は、色々な意味ですごいですね。