こんにちは!Ecomのオルファです。
皆さん乗馬が好きでしょうか?
フランスで馬に乗ることは、フランスの伝統で非常に大事にされています。
私が知る限り、どのフランス人でも絶対に乗馬の経験があります。(学校の遠足、修学旅行で、フランス文化のため乗馬に行ったりもします。)
なので、フランスで乗馬は、実際するのも、もちろん見るだけでも、フランス人全員にはとても好まれていて、乗馬できる場所がフランス全国には大変多いです。
フランスには、そうした乗馬文化があるため、2011年に「フランス乗馬」と言う形で、国連の無形文化の世界遺産に認められました!
もう少し詳しく言いますと、それはCadre noir de Saumur(カド・ノア・ド・ソミュール)と言うフランスでの乗馬学校が無形文化遺産リスト(仏:Patrimoine culturel immatériel de l’humanité)の第213号としてリストに追加されましたね!
このCadre noir de Saumur乗馬学校は、Dressage(ドレサージュ(馬術競技))専用の学校です。ここのフランス乗馬の教義は « le cheval calme, en avant, et droit »「穏やかなれ馬、前方、ストレート」で、乗馬の世界で非常に有名な学校です。
学校は19世紀当たりにフランス軍隊向けの騎兵隊の訓練もやりましたので、当時から軍隊の厳しい規則や働き方に従っていました。
そのため、1812年にNapoleon 1erナポレオン・ボナパルトがこの乗馬学校に訪問した際に、その訓練の高さと、指導方法を見てショックを受けたらしく:
「フランスの最も偉き若者を、兵士の様に扱ってはいけない。この学校を世界で一番魅力のある学校にしたいです。」と言うコメントを発表したそうです。
ちなみにCadre Noirはフランス語で「黒い角」という意味ですよ。