こんにちは、Ecomのユリアです。
皆さん、昨日の夜はきちんとブーツをキレイにして、玄関の外に置きましたか?
「Nein」(=いいえ)ですか?それは本当に残念ですね。。。もし、そうしていたら、今朝スイーツやチョコが食べれるはずだったんですよ!なぜなら、今日は「Nikolaus」の日だからです「Nikolaus」の日(12月6日)というのは、「Nikolaus」(=サンタクロースのモデル)が良い子にしていた子供たちにお菓子などをあげる日なのです。
お菓子は、玄関の外に置いてあるキレイなブーツの中に入れられます。その子供がいい子にしていたかは「Nikolaus」が持っている金色の本でチェックされ、その本に名前があればお菓子がもらえるという話です。(もちろん、実は両親たちがお菓子を買うのですが。。。)もし悪い子だったら、「Nikolaus」ではなく、その従者の「Knecht Ruprecht」が鞭でお仕置きをしにやってきます。もちろん、本当の鞭で子供を叩くわけではないので、今ではスイーツで作られた鞭がお店で売られていたりします。子供たちはお菓子をもらうために、12月5日の夜、ブーツをブラッシュしてワックスできれいにしたら、(「Nikolaus」は家に入れないので)玄関の前に靴を置きます。子供たちは、この日をずっと楽しみにしていますから、12月6日の朝、いつもより早く起きちゃって、「Nikolaus」が来たかどうかブーツの中をチェックします(笑)
私は子供の時、たくさんのスイーツが欲しくて、一番大きなブーツを選んだり一足ではなく、たくさん靴を並べたりしていました!昔はナッツ、リンゴ、ミカンなどたくさんの種類の食べ物をあげていましたが、最近は「Schokoladen Weihnachtsmann」(サンタの形をしたチョコ)と他のクリスマススイーツをブーツに入れますね。
どうして靴にスイーツを入れることになったか、詳しい理由は知りませんが、子供はあまりブーツを磨かないので、子供に靴をきれいにさせるためかなーと思っています。
「Nikolaus」の日は休日ではないので、学校は休めません。ですが、学校に行く時、先生たちからもたまにチョコをもらえるので、子供たちはワクワクしながら学校に通っていますよ~
ちなみに、個人的な話ですが、私の弟は「Nikolaus」の日に生まれました。
ドイツの子供たちは、以前も紹介しましたが、ドイツでは「Klapperstorch」(=コウノトリ)で運ばれてくるという伝説があります。しかし、私の弟は「Klapperstorch」ではなく、「Nikolaus」がチョコの変わりに運んできたとよく言ってました(笑)。