色によって意味が変わる、フランスの薔薇の花

Ecom講師 Olfa

こんにちは、Ecomフランス語のOlfaです。

皆さんは、プレゼントでお花をもらったりしますかまた、誰かに花を買う時には、どうやって決めますか?お花の形?色?匂い?

フランス人は、もらった花の「意味」を最初に気にします。
それぞれの花には花言葉があり、その意味で相手の伝えたいことがわかるからです。では、フランスでよく贈られる花と、その意味を見てみましょう!

★赤色

見た目の通り「あなたを愛している」という意味で、恋愛のどのシーンでも使われます。これは一番ポピュラーですね。

何色をプレゼントする?色で意味が変わる薔薇の花

★ピンク色

正直さ、慈愛または親しみを表します。赤よりも少し子供っぽい、可愛らしいイメージです。

何色をプレゼントする?色で意味が変わる薔薇の花

★白色

好きな人がいるけど自分の片思いである時に使います。「あなたのことが好きだけど、片思いなので告白をするのを諦めます。」という意味になります。白いばらは基本的に、相手への賞賛、関心や敬慕の気持ちを表します。
もし白い薔薇をもらった時は、相手の片思いなので返事をしなくてよいです。赤い薔薇をもらった場合は、ちゃんと答えてくださいね。

何色をプレゼントする?色で意味が変わる薔薇の花

★黄色

黄色い薔薇には、幸福や健康の意味があります。しかし実は、悪い意味もあるんです!「よく嫉妬する人」「浮気、無節操」という意味や、自分が謝る時に使いますもちろん場合によりますが、誤解を避けるためにオレンジ色の花を贈るのがオススメです。

何色をプレゼントする?色で意味が変わる薔薇の花

★紫色

気持ちの独特さや深さを表します。紫色の薔薇は、ユニークであることを表現できます。
また、何か辛い時や痛い時にも使えます。その時、この紫色はメランコリーの象徴になります。

何色をプレゼントする?色で意味が変わる薔薇の花

★薔薇のつぼみ(まだ完全に咲いてない花)

「将来の約束を守ります」「責任を負います」という意味です。

何色をプレゼントする?色で意味が変わる薔薇の花

また、花束の本数が10本以下の場合は、必ず奇数にしてください。逆に10本以上であれば、偶数にしてください。
ちなみに36という数字はフランス語で「山ほど、ものすごい」という意味を持っています。

★「36」の例

「J’ai 36 choses à faire aujourd’hui.」
今日やることいっぱいだよ!

「Il parle 36 langues !」
彼は何ヶ国語も喋れます!

「Il faut 36 papiers pour s’inscrire.」
申し込みに山ほどの書類が必要だ。

なので、36本の薔薇をプレゼントすれば、「あなたに世界中の全ての薔薇をあげる。」という意味が伝わりますよ!上手なテクニックですね(笑)
また、1本だけ赤い薔薇を贈ると、「恥ずかしいけど、あなたのことが好きです」という意味になります。

皆さん、ぜひこのポストを参考にして、薔薇の花を使ってみてくださいね。
きっと喜んでもらえますよ^^

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