皆さんこんにちは!Ecomフランス語のOlfaです。
先週のブログで、変わったフランス料理の第10位~第6位を発表しましたね。
今日は、第5位~第1位を紹介します^^どんな料理が出てくるのでしょうか?
※これから紹介する食材は刺激が強いので、画像を見る際は気をつけてください。
第5位:血のソーセージ
Boudin noir (Andouillette)
ブーダンはシャルキュトリーの中の1つです。シャルキュトリーとはChair(肉)とCuit(火を通す)を合わせた言葉で、ハムやソーセージ、パテなどを指します。ガストロノミー(美食術)は常に新しい料理を目指していますが、シャルキュトリーはより伝統的な作り方を大事にしています。フランス人にとって、シャルキュトリーもまた、大切な食文化です。
ですがブーダンは、フランス人でも食べにくい料理です。ブーダンとは…豚の血や脂で作られたブラッドソーセージです。
皆さんは食べたいと思いますか?私にはちょっと無理です(笑)
第4位:臓物料理
Tripes et rognons (entrailles)
フランスでは臓物も全て料理に使います。今まで紹介した食べ物とは正反対で、形自体は別に気持ち悪くないですが、味がとても濃くて、それが苦手な人が結構います。日本人は魚の臓物を好きな人が結構いると聞いたので、もしかしたら好きな人が多いかもしれませんね。
第3位:牛の頭
Tête de Boeuf
こちらは見た目の通り、牛の頭という名前のフランス料理です。味は別に変ではありませんが、この料理は形が問題です。なぜなら、牛の頭がそのままお客さんに出されるからです!
日本料理には、同じようなものはありますか?和食はもう少し丁寧な料理が多い感じがしますが、どうでしょうか?
第2位:牛の舌
Langue de Boeuf
こちらも名前の通り、牛の舌がそのまま出てきます。「これは牛の舌だ」と意識しなければ食べられますが、自分のお皿にとんでもない大きさの舌が置かれると、そうはいきません…。
両親がこの料理がとても好きだったので、私は子供の頃によく食べさせられました。
一番気持ち悪かったのは、牛の舌の凸凹が自分の舌の凹凸に触れる瞬間の食感です。思い出すだけでも苦しいです(笑)
ちなみに、牛の舌は給食でもたまに出ます。残酷ですね(笑)
第1位:脳みそ料理
De la cervelle
第1位は、脳みその料理です。
臓物や頭、舌など色々な部分が出てきましたが、ついに脳みその番が来ました…。
動物の脳みそを食べる国は他にもありますが、脳みその形がそのまま残っている料理を見ると、違和感がありませんか?
私はいつも、「ホラー映画っぽい」と思ってしまいます(笑)
以上、変わった食材のフランス料理TOP10でした。いかがでしたか?
フランスに行った際には、ぜひ挑戦してみてください!(笑)
また、日本料理でもこのような変わった食材はありますか?気になるので、ぜひ教えてください!
10 thoughts on “女性閲覧注意!驚きのフランス料理TOP10(後編)”
こんにちは。とても面白い記事で、なおかつショックを受けました。。。ちなみにTop1の“脳みそ料理”はどこのレストランの写真でしょうか?教えていただけると嬉しいです。
現在東部の街のMetzの劇場で働いています。レストランが近くなら是非試してみたいです:)
けいさん、
こんにちは!はじめまして^^コメントをありがとうございます。実は母国のCuisineだとしても、食べるのがムリで見るのも苦手ですね…(苦笑)。ただ、フランスの伝統的な料理なので給食に出てもおかしくないぐらいですよ(脳みそ以外かな?)。脳みそですと、パリのNotre-dame周辺(Cluny – La Sorbonne 駅)のRibouldingueと言うレストランで食べられますが、現在Metzにいらっしゃるんですかね。Metzですと、隣のArs sur Moselle 街で昔「Restaurant des abattoirs」と言うレストランがあったのですが、現在はもうやってなさそうですね…><すみません…。
Metzでの生活はいかがですか~?劇場での仕事って、キット毎日楽しいでしょうかね♪!
オルファより
オルファさん、
お返事ありがとうございます。
パリのレストラン、ぜひ行ってみます!すごく楽しみです。
Metzは本当に可愛らしい街で、日に日に好きになっていきます。
もっと探検して、いろいろな発見をしたいです。
そして、これからもこのブログ、追っていきます!
ありがとうございました。
けいさん~
返事ありがとうございます。
フランスやMetzのこと、気に入ってくださり幸いです^_^♪
私はパリ生まれパリ育ちなのですが、仏独国境地方が一番スキですよ。是非これからもフランスで毎日楽しく生活してくださいねえ~♡
ブログも読んでいただいて感謝しています!
またコメントくださいネ☆
日本料理の源流の一つに四条流庖丁道というあります。見たことも食べたこともありませんが、料理書の中に食材として鶴があったと思います。高貴な人しか食していなかったそうで、現在はむろん食べないですが・・・
コメントありがとうございます。
講師に伝えさせて頂きます。またどうぞよろしくお願いします。
沖縄県では豚の皮が直接出てくることがあります。
牛の頭並みのインパクトがありますね
カエルの足を調べてて、こちらを拝見しました
牛の舌は日本でも食べますね。牛タンと呼ばれ、仙台のものが有名です
牛の頭そのものはありませんが、兜蒸しという魚の頭を丸ごと使った料理はあります
フグは有名なので省略するとして、精巣も食べます。タラの精巣である白子は有名ですね。猛毒のフグの精巣も糠漬けにして食べます。なぜ、毒が抜けるのかは未だに不明なのだとか
臓物を用いた料理ではイカの塩辛もそうですね。こちらはイカの刺身を、イカの内臓に漬け込んだ物です
また、桜肉のように馬の肉を生で食べるのも珍しいかも
くにお
こんにちは、記事を楽しく読ませてもらってます。フランスで一番印象に残っている食事というと「プラトー」です。銀のお皿に氷を敷いて魚介類がわんさか乗っている料理です。仕事上の海外研修でパリに行った際、パリの人たちがしゃべりまくりながらワインを飲み魚介類をつまんでいるのが美味しそうで、何と10年後くらいに家族を連れて渡仏し、そのお店に行きました。家族との食事は楽しく料理も美味しかったです。自分の食に対する執念に感心しました。ちなみに息子(6歳)が変顔をして隣のテーブルにいたカップルにウケてました。
日本では動物の頭を食べる習慣はありません。
けれど海に囲まれた日本では、「マグロの兜焼き」(地域によっては他の魚もあり)が牛の頭と似ています。
牛の舌は焼肉屋などで食べます。
動物の脳ミソは食べませんが、日本では、魚の鱈の白子は見た目、味(聞いた話)似ています。