こんにちは、EcomのJuliaです。だんだんと寒くなって、冬が近づいてきましたね!
ドイツの秋と冬はとても寒いので、身体を温める食べ物が必要です。それにピッタリの食べ物は…ズバリ「der Eintopf」です!「ein」は「ひとつ」で「der Topf」は「鍋」、つまり「一つの鍋」という名前の料理です。これは、一つの鍋で作れるスープのことを指します。「der Eintopf」は日本の鍋、あるいは他の国のシチューと似ています。ですが、もちろん異なる点もあります。
「Der Eintopf」は元々、農民のお腹をいっぱいに満たすためのスープでした。そのためグリーンピースのような豆類、ニンジン、キャベツ、ジャガイモなどの野菜に、丸麦のような穀物類とパスタが使われています。それらの材料を、野菜や肉のコンソメで煮て作るんですね。材料はどれも、安くお腹を一杯にできるものばかりです。最近ではスープをレベルアップするために、ハム、ソーセージ、玉ねぎ、長ネギなどに様々なハーブを加えることもあります。
日本の鍋は、大きく切られた野菜はお箸で食べられて、汁は別々に飲みますね。ドイツの場合は野菜を小さく切るので、汁と一緒にスプーンで食べます。「Eintopf」は、パンと一緒に食べらるのが定番です。
「Eintopf」は腐りにくいので、ドイツではよく作り置きされて2日間ほどかけて食べられます。私が一番好きな「Eintopf」は、野菜とコンソメで煮たキャベツ、玉ねぎ、ジャガイモのベースに芽キャベツとローリ・ピメントを入れたレシピです。
これらの野菜はドイツでとても安く手に入るので、4人分のEintopfを作っても2,3ユーロで済みます。その上体を温めることもできるので、「Eintopf」は本当にオススメの料理です!
皆さんも、ぜひ作ってみてくださいね^^