覚えておきたいフランス人の定番挨拶3つ

Ecom講師 Olfa
フランス人の挨拶
にはどのようなものがあるか、皆さん、分りますか

日本とフランスで挨拶の習慣は全然違うので、もしフランスにいて、人を出迎えて「どう挨拶すればいいのでしょう?」と思うかも知れませんので、ここでちょっと説明したいと思います。

1) Faire la Bise(挨拶のキスをする)

Kiss image「La Bise」と「Le Bisou」があるので、分けて説明します。
(仏語« Faire la bise », « Faire un bisou » )フェア・ラ・ビズッ、 フェア・アー・ビズ―

「La Bise」と言うのが、右/左と2~4回お互いの頬を近付けて挨拶をします。この時、キスの音を出してもいいです。

ただ、いいですか?キスの音を出してもいいと言っても、La Biseは、頬を近づけて行うだけものですので、誤解しないでくださいね。あと回数は2回から4回と特に決まっていません。もちろん知らない人にはしないこともありますが、結構フランス人は「La Bise」を知り合ったばかりにもすることがあります。

もちろん知りあったばかりの人でも、これから一緒に働くようになるとか、これから強い繋がりが始まるようなシテュエーションには必ずと言っていいほどしますね

親戚、学校またはサークルの仲間、(人数の少ない)職場か中の良い同僚など…。
また、これからお世話になる/お世話をするようになる人にでも、フランス人的に、人懐っこい積極的な挨拶をしてあげますね。

一方で、「Le Bisou」の方は違います。それは本当の口付けです

Un Bisouは、愛情関係が入った挨拶なので、言い方が似ていて微妙なのですが、コミュニケーションの時には間違えないように(混同しない様に)注意してください。

「On se fait la bise ?」 挨拶のキス(la bise)をしましょうか?
(オー・ソフェ・ラ・ビズッ?)
[On se fait un bisou ?] (軽い)愛のキス(un bisou)をしましょうか?
(オー・ソフェ・アン・ビズー?)
になりますね~。

違いを理解しておいてくださいね。

2) Serrer la main(握手をする)

handshakesフランス人は男女関係なく、結構握手をしたりします。

「Se serrer la main」(ソ・セゲ・ラ・マー)は一般の人への挨拶です。

「これからよろしく」「はじめまして」と言う意味なのですが、「La Bise」をするまで近くない人や、仕事系の人や、一期一会の人に握手をします。ビジネス系でしたら女性同士でも握手で挨拶をします

シチュエーション的には、もし、あなたがフランスでインタービューに招待されて、政治家や偉い人に出逢った時は、ゼッタイに「La Bise」をせずに、[Serrer la main](握手)をしてくださいね!
例えば:
[Je rêve de serrer la main à Zinedine Zidane.]
「ジネディーヌ・ジダンに握手するのが夢です。」
(ジョ・レヴ・ド・セゲ・ラ・マー・ア・ジネディーヌ・ジダン)
因みに、ジネディーヌ・ジダンですと、La Biseをしても全然良いですよー(笑)。

3) Serrer dans les bras (抱きしめる ハグする)

hug image最後の挨拶はSerrer (人) dans les bras「セゲ・(人)・ダン・レ・ブラ」誰かを抱きしめる、です。

もちろんそれは殆どの時にカップルの間でされる挨拶なのですが。
愛することとは別の意味で使っているSerrer (人) dans les brasでは「お久しぶり」「会いたかった」「心配していました」再会するか送別する時にも通常です。

それも男女(男男か女女)、同性の間にでもしたりしますので、誤解しない様にご注意くださいね^_^

昔のフランス人友達がいて、久しぶりに再会出来ると間違いなく「se faire serrer dans les bras」がされると思いますね(笑)

Se serrer dans les bras(またはprendre dans les bras)は「抱きしめる」の正確な翻訳なのですが、フランス人が結構[On se fait un câlin] (オー・ソ・フェ・アン・カラー)[抱っこしよう]と言う言い方の方を使ったりしますね。[On se fait un câlin]の方が可愛いですので、女性には好評ですね^_^

★注意点:s’embrasser(サンブラッセー)の曖昧さにご注意!

皆さん、s’embrasser(サンブラッセー)と言う言葉の曖昧さについて話したいと思います。
昔フランス語でs’embrasserは“bras(腕)にお互いにする”(⇒抱きしめる)
と言う意味でした。しかし、段々と「愛のキスをする」と言う意味のイメージになって、現在では、完全に「愛のキスをする」と言う意味になりました

ただ、小説などにこの単語が出てきますと、以前の意味の、「抱きしめる」と言う意味になるので、知っておいたら役に立つかも知れませんね

 

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