皆さん、こんにちは。Ecomのユリアです。
この前、ドイツの「Nostalgie」(=郷愁)についてお話しましたね。
その中の一つに「Trabant」(トラバント)がありましたね。今日は、その「Trabi」という愛称を持つ東ドイツの車「Trabant」(トラバント)について詳しく紹介したいと思います。
第二次世界大戦の後、特に東ドイツでは資源が不足していました。そこで1954年に、金属をあまり利用しない車のアイデアが生まれました。
そのアイデアによって「Trabi」が生まれました。その上、車体に強化プラスチックが使われて軽くなった「Trabi」は5リットルで100㎞も走ったと言われるほど、素晴らしい燃費パフォーマンスでした。
「Trabi」はシンプルな構造で、自分でも簡単に修理ができる車でした。「Trabi」はたまに「本当の車ではない」と言われていますが、現在でもドイツ内を12万台も走っているそうなので、やっぱり良い車だったのでしょう。
ちなみにトラバント(Trabant )は「衛星」「仲間」「随伴者」などを意味しますよ。この名前は、1957年に打ち上がったソ連の人工衛星スプートニク1号を讃えて付けられたそうです。
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