皆さんこんにちは、Ecomのolfaです。
今回は少し真面目なテーマですが、アラビア語の言語交流について書きたいと思います。
多くの日本人から「英語やスペイン語なら少しは話せるけど、アラビア語は難しすぎる…。」という意見を聞きます。でも皆さん、アラビア語は英語やスペイン語と近い言葉であることを知っていますか?
特にスペイン語は、アラビア語の影響が強いことで有名です。スペイン語でAやRから始まる言葉はほとんど、アラビア語が語源なんです!
他にも例えば、アラビア語で”Al”はスペイン語の”El”、英語の”The”を意味する語です。
つまり、英語やスペイン語が使えれば、アラビア語も使えるようになるということです!
そこでまずは、アラビア語が元になっている英語TOP5を紹介します。
1) Al-jabr الجبر = 数学、代数学
英語の”Algebra”(代数学)や”Algorithm”(アルゴリズム خوارزمية)という言葉の由来です。フワーリズミー(Muhammad ibn Musa al-Khwarizmi محمد بن موسى الخوارزمي,)という有名なイスラム学者の名前に由来した単語です。
2) Al-kimia الكيمياء =科学
英語の”Alchemy”という言葉の由来になっています。
3) Al-kuhul الكحول = お酒
英語では「お酒」を意味する ”Alcohol” ですが、元々はアラビア語で「目の化粧」を意味する言葉からきています。
4) Qahwa قهوة = コーヒー
意味は同じですが、英語では”Coffee”というスペルになりました。
5) Sifr صفر = ゼロ
こちらも意味は同じですが、英語では ”Zero”というスペルになりました。
次回は、アラビア語が語源のスペイン語を紹介します!お楽しみに~^^