野菜・果物を使ったフランス語フレーズまとめ【その5】

こんにちは、EcomのOlfaです。今日はフランス語の野菜・果物を使ったフレーズのまとめ第5弾です。
今回は、ちょっとマイナー(?)な野菜が多いです。それでもフレーズとして使われているくらい、フランスには野菜・果物を使った名文が多いんですね!

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21-Un légume 「野菜である」

フランス語で「野菜」は、あまり良い意味になりません。「野菜であること」は「怠け者であること」を示します。野菜のように、放っておいたらそこにずっと残っている、ゆっくりとしか成長しない、自分では動けない…。
「Tu es un légume !」(「君は野菜だな!」)とは、何事にも消極的な人に対して使う言葉です。ちょっと酷いですよね(笑)ちなみに、先生たちが結構使う言葉です(笑)

22-Avoir la tête comme une citrouille「かぼちゃのような頭を持つ」

悩み事や仕事がたくさんある時に、考える事の多さをかぼちゃの大きさに例えて使います。「やることがいっぱいあって、頭がかぼちゃみたいに大きくなった」ということですね。ちなみにフランスには、日本のような可愛くて甘いかぼちゃはありません!サイズが全く違います。私は初めて日本のかぼちゃを見たときに「これはメロンでしょ?」と思いました(笑)

23-Mi figue- mi raisin=「半分いちじく半分ぶどう」

「半分いちじく半分ぶどう」とは、2つの面があって、どちらも中途半端な様子を表します。「完全にいちじくではないけど、完全にぶどうでもない」という微妙で、説明しにくい物事はよくありますよね。
これは少し古い表現なので、若者はあまり使いませんが、耳にする可能性は結構高いです。
ちなみにフランス語で「まあまあ」は「Bof-Bof」 または 「Comme-ci comme-ça」と言います。

24-Un navet「カブである」

「Feuille de Chou」(「キャベツの一枚」)が新聞や雑誌にしか使わない表現なら、こちらは映画にしか使わない表現です!
「C’est un navet !」(「カブだよ!」)とはすごくつまらない、観る価値のない映画に対して使われます。
「Un film de série B」(「 B級映画」)という言葉もありますが、「Un navet」の方が辛辣です。

 

25-A la noix~ 「クルミの~」

「A la noix」(クルミの)という表現は、とてもよく使われています。使われ過ぎていて、元の「クルミ」という意味を思い出せないくらいです(笑)
「何の価値もない、下らない、バカなこと」が「à la noix」と言われます。主に怒っている時に、形容詞のように使います。騙された時、がっかりした時にも使いますね。
怒っている時に使う言葉ですが、下品な言葉ではないので、どこでも使えますよ。特に、小説にはいっぱい出てきます。例えば「“Cette règle à la noix !”」(「この面倒くさいルール!」)といった感じです。使い方は簡単で、名詞の後に付けるだけです。
ちなみに、フランス人にとって「びわ、クルミ、インゲン豆」は一般的に価値の無いものを表します。これらの食べ物が好きな方、ごめんなさい…(笑)

radis

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