フランス語の名文、諺『夜に相談を』

Ecom講師 Olfa

Bonjour!お元気ですか?EcomのOlfaです^^

今回は、物事を決定する際にフランス人がよく使う名文を説明したいと思います。

皆さんは何かをなかなか決めることができず、どうすればいいかわからなくなってしまった時にはどうしますか?

フランスでは、よく考えがまとまらず決められなくなった時は、多くの人が今回紹介する名文のような方法で解決します。

第14回
La nuit porte conseil
(夜に相談を)

皆さん、この名文の意味がわかりますか?

色んなことで悩み、集中ができなくなってきて、「今決めないと、今決めないと」と思っていても、全く決められない時がありますよね。

フランス人はそういう時、「絶対に今決めない方が良い」と考えます。

なぜなら、決められないことを無理に決めた場合、間違った判断をする可能性が非常に高いですよね。

いつもは正しい選択肢を選べても、焦ったり悩んだりすると頭の回転が悪くなって、どんな人でも自分らしくない誤った判断をしてしまいます。

なので、フランス人は「一度休憩を取ってから決めてね」ということを伝えるために、このフレーズを使います。

「La nuit porte conseil」とは「一晩寝てから決めよう」ということです。

私も数日前、悶々と考えていたことがありましたが、その時にはどうしても解決しませんでした。

だから自分自身に「[La nuit porte conseil]だから、一晩寝てからまた新鮮な頭で考えてみよう!」と思いました。

そして翌日になってまた考えてみたら、すぐに答えが出ました!

やっぱりネ!と思いましたよ(笑)

このブログではよく、フランス人のバカンスなどについてお話しすることがありますね。

フランスでは「ちゃんと休む」ことが非常に大事にされています。

「休まないと疲れて、結局は仕事が遅くなる。

だから職場でムリをして作業する意味はない」という考え方が、フランス式です。

フランス人が好きな言葉は「量より質」です。

休みたい時はちゃんと時間をとって休んで、効率的に働くようにしています。

フランス人は「休み過ぎ」と思われがちですが、そうではなく

「しっかりと夏休みをとって仕事に戻る方が効果的」

「一晩寝てきた人の方が、朝からやる気を持って働ける」、

「週末いっぱい休めば、次の週のエネルギーを溜められる」

と考えていますよ!

働きたくないだけの人も、たま~にいますが…(笑)

皆さん、どう思いますか?

日本人とはかなり違う考え方なので、質問や意見があればぜひコメントください^_^

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