ドイツの名文、諺『三回目に成功する』

Julia Ecom(イーコム)

EcomのJuliaです。 Wie geht es Ihnen?
皆さんは、自分の夢のためなら何回失敗しても諦めませんか?何回かチャレンジしたら、上手くいきますか?もちろん一回で成功できたら最高ですが、なかなかそうはいきませんよね…。
今日紹介するドイツの名文は、珍しく日本とは逆の考え方です。

第21回
Aller guten Dinge sind drei.
(三回目に成功する)

ドイツの名文、諺 「Aller guten Dinge sind drei.」 (三回目に成功する)

意味
「二回失敗をしたら、三回目は成功する」という意味です。ドイツでは、どんなことでも頑張って三回挑戦したら、絶対できるようになると思われています。失敗が続いている時には、モチベーションアップさせるためにこのフレーズを使い、やっと成功した時には、ほめ言葉として使います。
例えば「もう二回も試験に落ちたよ!」と落ち込んでいる人に「大丈夫!大丈夫!三回目はきっと受かるよ。Aller Guten Dinge sind dreiだから!」と元気づけることができます。どうして「3」なのかは詳しく知りませんが、聖書の話に由来しているようです。日本では「二度あることは三度ある」という言い回しがありますよね。ドイツとは違って、全く反対のことを言っていますよね。このフレーズはどうやって生まれたのでしょうか?でも調べていたら、日本には「三度目の正直」というフレーズがありました…!まぎらわしいです(笑)

ドイツではよく「Aller guten Dinge sind drei」を使うので、覚えておくとドイツ人の友達との距離がぐっと縮まりますよ

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