Bonjour! EcomのOlfaです。
今回は少し変わったトピックですが、是非お読み頂ければ嬉しいです。
この話題は日本人女性の友達と話していた時に思いつきましたが、皆さんも経験したことがあることだと思います。
彼女はフランス留学から返ってきたので、私はワクワクした声で「フランスで一番ビックリした習慣はなんだった?」と聞きました。
そしたら彼女は「フランス人の色です」と回答したので、びっくりしましたね!
一瞬どういうことかわかりませんでしたが、すぐに気づきました。
実は、全てのフランス人には「自分の色がある」のが当たり前です。
フランスでは(ドイツでもこの習慣があると思います)、人に色を与える習慣があります。
もちろん公式な習慣ではないですが、フランス人なら誰でもいつかすることです。
パーソナルカラーが近いです。
ということで今日は、フランス人の「色」の習慣についてお話します。
1-生まれた時に与えられた色
まずは、赤ちゃんが生まれた時に色を与えることが普通です。
なぜなら、フランスでは一人っ子の家庭が非常に少ないからです。
そのため子供が生まれると、まずはこの赤ちゃんにわかりやすい特徴を作っておこうと考えます。
例えばある家族が4人兄弟だったとして、その子たちが大きくなった時に子供の頃の写真を見ると「この赤ちゃんは私?それとも…?」となってしまいます(笑)
特に同じ家族の赤ちゃんなんて、昔の写真を見ても区別できませんよね。
両親もわからないでしょう。そうなったら、ちょっと寂しくないですか?(笑)
なので、生まれた時に赤ちゃんの色を決めます。
写真の中で特定の色の服を着ていたり特定の色のアクセサリーをしていたりすると、誰が誰なのか明確になりますね。

ちなみに、私は5人兄弟です。
生まれた時両親に与えられた色は、お姉ちゃん=紫、私=赤、妹=黄色、兄=青、弟=オレンジでした。
そのためずっと赤い色に強い安心感があって、今まで買った洋服もほとんど赤色です。
もちろん他の色も持っていますけどね(笑)
ただ、色に迷う時には「とりあえず赤」という意識があります。
子供の頃から自分のカラーなので、習慣になっています。
また、誕生日プレゼントは赤いアイテムにすれば間違いがありません(笑)
「飽きませんか?」と聞かれることもありますが、私はいまだに赤色が大好きですよ^^
2-身体の個性で決められた色
もし生まれた時に自分の色が決められなかった場合、友達や両親または自分で決めます。
では、どういう風に決めるのでしょうか?
好きな色を自分の色にするわけではありません。
さっきは「赤ちゃんが何の特徴も持っていないから、色で特徴を与える」という意味がありましたね。
ただ、今回は既に自分の個性が存在します。
だから、自分の特色に従って色を決めます。
具体的には、ほとんどの場合が目の色です。
例えば目が青い人は青が自分の色になり、目が緑の人は緑になります。
なぜかと言うと、
フランス人は服や持ち物を”目の色”に合わせるのが一番格好良いと思っているからです!
ちなみに、その次は髪色に合わせます。
ただ、この場合は髪と同じ色ではなく、同じ系統の色にします。
例えば黒髪=赤色、
ブラウン=茶色、
オレンジや赤毛=緑色
などですね。
フランス人の色を当ててみるのは、とっても面白いですよ。
フランスでは「あなたの一番お気に入りの色は何ですか?Quelle est ta couleur préférée ?」と聞くのが一般的です。
日本人にとっての血液型と同じかもしれませんね。
皆さんにも自分の色があれば、是非教えてくださいね!
Olfa


