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香港は香港人自身の目から見ても、国際的なイメージが強いです。なぜなら、香港では外国企業の駐在外国人ビジネスパーソンの姿をとてもよく見かけるからです。
香港には外国の有名会社がたくさんありますが、逆に、香港の会社で世界的に有名になった企業はご存知でしょうか?
今回は、香港から生まれた世界的有名企業を3社、皆さんに紹介したいと思います。
1.HSBCホールディングス(HSBC Holdings plc)
HSBCホールディングスは米経済誌フォーブスの 2008 年版世界有力企業 2000 社番付で1 位を獲得しました。
HSBCホールディングスは1865年に香港で創設された香港上海銀行(The Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited) 、同行の略称でHSBCと呼ばれています。HSBCホールディングスは、海外投資を重点に置いたのですが、最大の収益源は依然として、香港部門となっています。上場先は、ロンドン、ニューヨーク、ユーロネクスト、バミューダと多岐に渡り国際的です。もちろん香港でも上場しています。
私は大学時代、写真の、1991年までHSBC本部だったビルで働いたことがありました。
インターンシップとして働きましたが、外国人の友達がいますので、卒業した後も時々ビルの28階のレストランへ行ったりしましたよ。ところで、今でもHSBCの上層キャリアの人は、ほとんどイギリス人だと思います。
2.キャセイパシフィック航空(Cathay Pacific)
続いては、香港の誇る航空会社キャセイパシフィックですね。
香港国際空港をベースに、整備施設や本社機能、訓練施設などを持つキャセイシティを作っています。
キャセイパシフィックは香港生まれですが、イギリス系で香港の財閥スワイヤー・グループ (Swire Group) が40%と多くの株式を保有しています。2006年香港第二の航空会社香港ドラゴン航空を買収し、100%子会社としたことから益々巨大になっています。*ちなみに、キャセイパシフィックと違って、ドラゴン航空は中国への路線を重要視しています。
基本的に私は、可能なら、必ずキャセイパシフィック航空を使うようにしています。ちょっと高いですが、サビースが香港人に相応しいと思います。私は小学生の友達がキャセイの客室乗務員ですから、ファーストクラスで15分ぐらいいてくれましたヾ(´∇`)ノ゙。
別の友達は、今キャセイのパイロットとしてオーストラリアでトレーニング中だったりと。実はキャセイパシフィックには身内が多かったりします。身内びいきですね(=^▽^=)。
3.ハチソン・ワンポア (Hutchison Whampoa Limited)
こちらは、香港を拠点とするとっても大きいコングロマリットです。
事業内容は、世界最大の港湾事業、小売業、不動産開発、インフラストラクチャーと通信事業などに及んでいる。代表は、李嘉誠という大変有名な香港人です。
李嘉誠は、2013年にフォーブス (雑誌)によると世界中第8目のお金持ち、華人に限ると、華人No1のお金持ちだと公表されています。
香港では、一般の人がたくさん日常的に接するスーパや電気通信から、交通、エネルギー、インフラに至るまでのほとんど全ての社会インフラ関連事業を行っています。
そして、香港で行っている事業はほとんど海外でも、同じようにヨコ展開を狙って、大手企業を買収してインフラを握って発展しています。
例えば、カナダ最大のエネルギー会社の大株主でもあります。
基本的にハチソン・ワンポアはグループ全体の名前なので、普通にあまり見えません。ですが、世界的に大部分の所もグループを持っている会社や店や資産があるだろうと思います。(日本での資産もとても大きいと言われましたね。)
ちなみに、東京丸の内にある、パシフィックセンチュリープレイスビルは、李嘉誠の次男の李澤楷(リチャード・リー) の経営するPCCWJによるものですね。
いかがでしたか?あまり香港出身の企業と知らなかった人も多いと思いますが、参考にしていただければうれしいです。