こんにちは、Ecomのユリアです。これからの時期は新しく学生や社会人になる人の多くが引っ越しをしますね。
ただ、引越しってとても疲れるものですよね！私はいつもクタクタです(笑)
日本では引越し会社に頼んで部屋を片付けたり重いものを運んでもらったり、トラックで荷物を運んでくれたりしますね。それによって面倒な引越しはちょっと楽になります。
それに対してドイツ人は、引越し会社を使うよりも自分でトラックをレンタルして、友達と荷物を片付けるやり方が一般的です。
ただ、そうする時、特に駐車場が足りない都会ではトラックの置き場所が大きな問題になります。
そこでドイツでは「Straßenverkehrsbehörde」（道路交通に関する行政官庁）による特別サービスがあります。
なんと、引越してから2週間は新しい家の前の道をHalteverbot（駐停車禁止）に登録することができるんです！
自分が住んでいる地域の「Straßenverkehrsbehörde」のウェブサイトで必要書類をダウンロードしたら、中身を記入してメールで送るだけです。しかも、たったの30ユーロ（約3000円）しかかかりません。ただちょっと不便なのは、駐停車禁止のサインは道路交通の行政官庁で借りられないので、仲介の保険会社からレンタルをしなければならないことです。
引越しの日の3日前までにレンタルした道路標識を新しい家の前の道に置きます。その時既に止まっている車があればナンバープレートをメモして、引越しの当日にまだ残っていたら警察に連絡するとレッカー移動してもらえます。
日本の引越し会社にも似たようなシステムがあるのでしょうか？ただ、個人でこれだけ便利なサービスは珍しいと思います。
ドイツで引越しをする人は、ぜひ自分が住む町の「Straßenverkehrsbehörde」のウェブサイトを見てくださいね。
