Всем привет! みなさんこんにちは。Ecomのユリヤです。今日は、先週の記事の続きを話します。私は先日、チュソヴォイ市で泥と戦ってきたのですが、実は登山の前にチュソヴォイ市の公園へ寄ってきたので、その写真を少々お見せしたいと思います。
まず、このチュソヴォイ市は”Чусовской металлургический завод” (チュソヴォイ市冶金工場)で知られています。町ができたきっかけも、鉄道をその場に作るからでした。そこで1870年代後半から、ウラル地方で最も古い工場の内の一つであるこの冶金工場が栄えたというわけです。
案内をしてくれた友人が「今は日本の田舎と同じで、どんどん若者が減って、年金生活者の街と化してしまっているの」と言っていました。人々が培ってきた歴史が消えちゃうなんて…と落ち込んでチュソヴォイ川公園へ行ったのですが、町の歴史が残る、とても可愛くて素敵な場所でした。この公園がある限りチュソヴォイは忘れられない場所だと思うくらいでしたよ。
鉄でできた白鳥や木造の馬のおもちゃ、昔使われていた設備などが置かれていて、もちろん自由に見たり触ったり写真を撮ったりすることができます♪私が特に気に入ったのはカラフルな馬のおもちゃで、私たちが行った時は若いお姉さんがペンキを塗っていました。
「あなたが作っているの?」と聞いたところ、彼女は修理しているだけで、100年前からそのまま残っているそうです!すごくないですか?写真を見ればわかるかもしれませんが、本当に色鮮やかでキレイだったんですよ。
また、下の写真を見ると奥の方にレーニンの姿が見えますね。昔、ソ連時代はどこへ行ってもああいうレーニン像があちこちに立っていたのですが、ソ連解放後は(個人的に言わせていただければ)やりすぎだろってくらいボロボロに壊されてしまいました。そのため、今はこういう田舎の町はずれでしか見ることができません。
なんともノスタルジックな気持ちになれる良い場所でした。(この後大変な登山が待っていたのですけれどね・・・笑)