ドイツ語の慣用句、『神様と世間話をする』とは?

staff02こんにちは、みんなさん。 Wie geht es Ihnen? イーコムのユリアです。 ドイツはキリスト教の国なので、当然にキリスト教に関係がある諺がいくつもあります。今日はその中の一つを紹介したいと思います。
今回は「über Gott und die Welt sprechen」です。
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直訳:神様と世間について話をする
意味: ありとあらゆるテーマについて(興味深く)話をする

「der Gott」は「神様」で、「die Welt」は「世界」や「世間」です。「sprechen über」という動詞は「・・・について語る」という意味です。

その結果、「über Gott und die Welt sprechen」は「神様と世間について話をする」という翻訳ができます。それでは、どんなシチュエーションでこちらの慣用句を使えるのでしょうか?。神様と世間話なので、宗教の重い話や、抽象的なTopicの話ばかりすることですか?

こちらの慣用句は、あまりキリスト教とは関係なく、「一般的な」「どんなトピックでも」長く話し込むことです。
もちろん、それはつまらない話ではなく、いつまでも終わらない、興味深い話をすることになります。
現在は少し違いますが、昔ドイツでは、神様一般、世間のことについて談義するのは興味深いものでした。仕事が終わってから、仲のよい友達と会って、ビールやワインを飲みながら、いろいろな話をして、とことん、政治や世界の平和や神様などについて、深く楽しく話をして、長い時間を過ごしていました。 そのような状況でしたら、Über Gott und die Welt sprechen (神様と世間についての話をする)が使えます。他の使いかたとして、「特別なテーマについて話さない、広く一般的な話をする」の場合にも使えます。ただしポジティブなイメージで使います。

実際にこちらの例文を見てみましょう:

A Und wie war dein Date gestern?
(ね、昨日のデートはどうだったの?)
B: Es war einfach super! Wir haben über Gott und die Welt gesprochen. Er ist wirklich klasse!
(素晴らしかったよ!色々と世間一般について話ができた! 彼はすごいよ)
A: Dann hattet ihr ja eine tolle Zeit!
(楽しい時間が過ごせて、素晴らしいね)

Bさんは、彼とのデートはとても楽しく過ごせて、とても興味深く、色々な話ができたので、Über Gott und die Welt sprechen (神様と世間について話をする)
を使いました。

こちらのフレーズはいつでも丁寧な言い方なので、いつでも使っていいものです。ビジネスミーティングの場でもオフの場でも使えます。ぜひ使ってみてくださいね。

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