こんにちは!Ecomのオルファです。
今日はお天気も晴れ晴れしていて、嬉しくなります。しかもイスラム教にとって、今日は特別な日です!皆さん、何の日かわかりますか?とっても大事な一日ですよ^^
以前のブログで色々話しましたが、先月の28日からラマダン(イスラムの断食)がありました。そしてそれが、昨日まで続きました!そのため今日は…そう、ラマダン明けのお祭りです!ラマダン明けのお祭りのことをアラビア語で「عيد الفطر(イード・アル=フィト)」といいます。عيد(イード)はアラビア語で「お祭り、お祝い」という意味です。
今日は、イードの一般的な過ごし方についてお話します。
実はイードの日付は正確には決まっていません。なぜなら、星や天体の動きを見て決めるからです。イードがいつになるのかは、前日の夕方くらいになってようやくわかります。
そのため私は最近毎日、友達と「イードはまだなの?いつになればわかるの?」と話していました。日曜日になって欲しかったです…(笑)
ともかく、イードは今朝になりました!
イードの基本的な流れは、ラマダンの習慣と正反対だと考えればOKです。ラマダンの時とは全然違うので面白いですよ。
ラマダンは基本的に、夕方と夜が中心のイベントです。なぜなら、ラマダンでは、我慢の精神を身につける、瞑想をする、仲間や家族と一緒にご飯を食べる、色んなことを話す…など様々な行動が夕方から夜に行われます。ラマダンでは日没を待ち、それからお祈りをして、自分のことについて考えます。やっぱりそれには、夜の雰囲気の方が適していますよね。
でもイードでは反対に、全ては朝にやり尽くします
イードではまず、朝8時にお祈りをします。そして10時ぐらいに皆で食事をたべて、12時ぐらいまで皆で遊びます。お昼を過ぎてからは、みんな好きな様に過ごします。ここでは、一般的な過ごし方を紹介します。
◆家族の場合
家族で集まり、まずはプレゼントを交換します。ただ親子の場合は、親だけが子供にプレゼントをします。そのプレゼントは「ラマダンを頑張りましたね」という意味なので、年上の人にはあげません。
その後、親戚に会いに行きます。大体1つの家族に30分~1時間くらい訪ねます。その時に、子供や若者は親戚から500円くらいのお金をもらいます。
これは、日本のお年玉と似た習慣かもしれませんね。ただイスラム世界では年末年始ではなく、イードの時に行います。
◆若者の場合
どこかにお出かけします。遊園地へ行くのがとても人気ですね!色んな楽しい場所へ行って、みんなと遊びます。
◆カップルの場合
レストランを予約して、美味しいご飯を楽しみます。その場合も、ディナーではなくランチへ行くことの方が多いです。イードは本当に、朝の時間を中心にしていますからね。
次回は、イードが朝を大切にしている理由をお話しますね♪