ユリアです。本日は、日本のここがスゴイと思えるところを紹介するコーナー、「ここがスゴイよ日本」です。
ドイツ語のレッスンで、日本人の何人かの生徒さんに聞いて知ったのですが、日本の給食システムは素晴らしいですね!
ドイツも同じ『給食』というシステムはあるのですが、全体の30%くらいしか利用されていません。多くの人は、家に帰って食事をしたりします。
しかし家に帰ってもドイツでは働いている親が多いので、ピザやトーストなどの簡単な食事でランチをとるため、栄養もあまりよくないです。
では、ドイツで日本のように給食が人気ないのでしょうか
それは、ドイツの給食は、日本のようにみんなが一緒に用意して食べるというより、大学などの食堂に近いです。ICカードがあって、それをもって、5種類くらいの中から子供が好きなものを選んで食べます。その中には、身体に悪いジャンクフードのようなものもあります。また値段もそんなに安くないです。
日本の給食風景は、インターネットで写真をみましたが、とても『栄養のバランス』が整っているように見えます。野菜や果物、デザート、そしておいしいミルクも必ずあって、日本人が食べることを重要だと考えているのが分かります。
また、食堂のような形でなくて、みんなで一緒に準備するのも素晴らしいです。自分が準備の担当だったら、他の人に迷惑をかけてしまう、そんな意識が『責任教育』につながっていると思います。
そして最後に、みんなで机をあわせて一緒に食べる、『集団の団結力』を高めていると思います。その時は、なんと、先生も一緒に机を並べて食べているんですね。みんなが一緒に集まることで、普段とは違う人とも、違う話をしながら、色々な話ができると思います。
そして、みんなが食べていると、自分が普段嫌いだと思っているものでも、食べてみようかなと思う気持ちが働くと思いますよ。
今回、日本の給食について、生徒さんと話しましたが、みんな給食で、いくつかの楽しいエピソードを持っていて楽しそうですね。皆さんの中でも、給食の楽しい思い出などがあったら、是非コメント欄などで教えて下さいね
*毎週木曜日更新の「ユリアのここがスゴイよ日本」は、12月中は、クリスマス期間ということで、お休みいたします。また1月からよろしくお願いします!
11 thoughts on “Juliaのここスゴ13回目:日本の給食がスゴイ”
私の住んでいる東京都足立区は、学校給食や家庭での食育に力を入れています。
区役所の食堂で一般の大人も同じメニューを食べる事が出来ます
Masayuki Kawaguchiさん、コメントどうもありがとうございます! 大人でも同じメニューがたべられて、素晴らしい事です!川口さんもそのメニューを試してみたことがありますか?
給食はそれほどおいしいものではなかったけれど
栄養とかバランスとかでは良かったと思います
懐かしいな
makotoさん、おはようございます!
ドイツ人の目から見ると、日本の給食が美味しそうですが、違っていますか? たぶん日本の家庭料理が美味しすぎて、普通の美味しい給食は美味しくなくなってしまいますね。
学校のころ、どんな給食のメニューが一番好きでしたか?
給食の思い出ですか・・・結構嫌な思い出もあります。私が子供の頃(40年近く前)は今ほど美味しくなくて、しかも残すと怒られるんです。全部食べるまで昼休み無しなんて事もありました。
ニンジンの油炒めが特に不味くて泣きそうになる位泥臭いんです。多分、和ニンジンを使用したせいで、現在の西洋ニンジンと違って凄く味がきつかった記憶があります。
ほんの少し前まで戦後の物資不足による栄養失調で死んだ人(リアルで「火垂るの墓」)を目の当たりにした世代なので、食べ物を残すのは悪そのものといった感じの先生が多かったです。
でも不味いものは不味いんです。特に大嫌いだったのが魚フライ。冷凍の深海魚か何かを質の良くない油で揚げたのでとても生臭くて大嫌いでした。献立表でそれが出る日はズル休みしたくなるぐらい。この年になっても無理に食べさせようとした先生は未だに嫌いです(笑)
逆に大好きだったのはカレー+ソフト麺。あげパン、プリンがでる日は風邪で熱があっても登校したぐらいです。当番になるとクラスメイトと白衣着て給食室から階段上って重いカレー満載のバケツ型容器を運んだのは良い思い出ですね。万一ひっくり返したらクラス中に恨まれるので特に慎重になったりしてね。
子供の給食を試食する機会があって食べてみたら、美味しいのなんの。今の子供は幸せです。残しても無理に食べさせようものなら大問題になりますから。うちの子の小学校も一ヶ月4000円の予算で25食もよく賄えると思います。子供に食べ物メニューの選択肢をいちいち与えていたら不可能でしょうね。文句はありましたが、概ねで感謝している制度です。食育は大切ですからね。
給食の思い出ですか・・・結構嫌な思い出もあります。私が子供の頃(40年近く前)は今ほど美味しくなくて、しかも残すと怒られるんです。全部食べるまで昼休み無しなんて事もありました。
ニンジンの油炒めが特に不味くて泣きそうになる位泥臭いんです。多分、和ニンジンを使用したせいで、現在の西洋ニンジンと違って凄く味がきつかった記憶があります。
ほんの少し前まで戦後の物資不足による栄養失調で死んだ人(リアルで「火垂るの墓」)を目の当たりにした世代なので、食べ物を残すのは悪そのものといった感じの先生が多かったです。
でも不味いものは不味いんです。特に大嫌いだったのが魚フライ。冷凍の深海魚か何かを質の良くない油で揚げたのでとても生臭くて大嫌いでした。献立表でそれが出る日はズル休みしたくなるぐらい。この年になっても無理に食べさせようとした先生は未だに嫌いです(笑)
逆に大好きだったのはカレー+ソフト麺。あげパン、プリンがでる日は風邪で熱があっても登校したぐらいです。当番になるとクラスメイトと白衣着て給食室から階段上って重いカレー満載のバケツ型容器を運んだのは良い思い出ですね。万一ひっくり返したらクラス中に恨まれるので特に慎重になったりしてね。
子供の給食を試食する機会があって食べてみたら、美味しいのなんの。材料が全然当時と違って、地場産の安全な野菜とか使っているんです。給食の為に安く良い素材を卸してくれる農家さんとかいてね。今の子供は幸せです。残しても無理に食べさせようものなら大問題になりますから。うちの子の小学校も一ヶ月4000円の予算で25食もよく賄えると思います。子供に食べ物メニューの選択肢をいちいち与えていたら不可能でしょうね。文句はありましたが、概ねで感謝している制度です。食育は大切ですからね。
昔子供今オヤジさん、経験をシェアしてくださって、ありがとうございます。
戦争を経験した先生たちには、食べ物を残すのは悪いことで、おいしくても、美味しくなくても関係がなく、とりあえず食べきった方がいい考え方よく理解できますね。(ちなみに昔のドイツ人の先生たちも同じ考え方でした。昔子供今オヤジさんの通りに、私も何回も泣きそうでした 笑)。ですが、その経験によって、大人の日本人には好き嫌いな食べ物があまりない感じをします。(嫌いな食べ物があっても、はっきり言わなくて、食べていますね)。 現在の日本の給食は、ヘルシーでし美味しくて、安いと思います。 ただ一つ変わっていない点まだ残っていますよ!昔の給食のナンバーワンはカレーライスと揚げパンで、現代の子供達にも好まれていますね。 どんな時代にくらしても、子供の心はあまりかわらないですね。 笑
おそらくコアラも昔子供今オヤジさんと同じ世代で、好き嫌い無く食べることを強制されました。(鯨の肉が給食に出たのを記憶しています。)そのためか、コアラの場合は本当に好き嫌いが無くなってしまい。食べ物の80%は好きでも嫌いでもない「中性」です。これが良いことが、悪いことかは分かりません。
また、Juliaさんの13回に及ぶココスゴの投稿、ありがとうございました。日本の良いところをドイツの人にこんなに多く見つけてもらえると、私の場合は本当に嬉しく感じます。その理由は、特に私の興味がある分野で歴史的に日本が多くの事をドイツから学んだからだと思います。
例えば、パッと周りを見渡して、今私の上で光っている電灯。日本では電気は関西が60ヘルツですが、関東より東が50ヘルツです。なぜそうなったかJuliaさんご存知ですか?実は、初めて日本で発電所ができた19世末、日本の東側はドイツ製発電機を導入したので、その時の周波数が今も残っているそうです。(西側はアメリカ製)また、日本で周波数を表す単位のヘルツ(Heinrich R. Hertz)もドイツ人の名前ですね。今は日本だけでなく、国際単位系で正式の単位として認められてます。Juliaさんがおられた大学にも20世紀の初めの頃、たくさんの日本人が留学して貴重な知識を持ち帰っています。こういう話は、電気に限らず、技術の各分野で日本中にいくらでもあります。
そんなスゴイドイツから飛び込んで来て、日本の良いところを沢山みつけてくれたJuliaさんはスゴイ。そして、そんな企画を作ったEcomさんもスゴイと思います。それでは、良いお年をお迎えください。
コアラさん、
コメントどうもありがとうございました!そうして、日本とドイツの歴史をおしえてくださって、どうもありがとうございます。実は、どうして日本は50ヘルツと60ヘルツで分かれていることについて考えたことがありますが、理由をしりませんでした。
昔の給食のため、嫌いなものがなくて、良い事だと思いますが、そのため特に好きな食べ物が無くなってしまい、本当に美味しい料理がたのしめなくなってしまい、ちょっと残念ですよね。
日本ではすごい事がたくさん発見できますので、探すことより、すごい事の中の一つ選ぶことのほうがたいへんですよ! こちらのブロッグを気に入ってくださって、嬉しいです。興味深いブログをかけるか分かりませんが、頑張ります! 今後どもよろしくおねがいします。
私の小学校では、年に一回リクエスト給食があり、6年生が食べたいものを考えます
今までの給食ではなくても、実現可能なものならなんでもOKというところがいいと思います
匿名さん、
コメントどうもありがとうございます!
給食をリクエストができることを知りませんでした。それはいいシステェムですね!
匿名さんは何をリクエストしていたのでしょうか? もしかしたら皆が大好きな揚げパンでしたか~?