アラブ唯一の「現代版世界七不思議」、ペトラ遺跡の秘密

olfaEcomのオルファです。!أهلاً بكم(アフラン・ビコム)

以前の記事で、アラブ世界にあった古代の「世界七不思議」を紹介しましたね。
今回は、「現代の世界七不思議」の中で唯一アラブ世界から入っている、ヨルダン(الأردن)のペトラ(البتراء)という遺跡を紹介します。

現代の七不思議 ヨルダンのペトラ遺跡

こちらの写真が、中東の国ヨルダンのペトラにある遺跡です。「ペトラ」とは古代ギリシア語で「岩石」という意味です。
ペトラは南ヨルダンのوادي رم(ワアディー・ルム)という砂漠地帯にあります。
وادي رم(ワアディー・ルム)に建てられた遺跡からは、少なくとも紀元前1200年頃から人が住んでいたことが証明されています。また、残っている文字はアルファベットの由来になっていることがわかりますよ。

ペトラは砂漠地域なのに、なぜ栄えたのでしょうか?それは6世紀~8世紀にエジプト、シリア、南アラブ半島、さらには地中海の国々が貿易をする時に、お互いの国々の商人がペトラを渡って他国に行っていたからです。そこで段々、ペトラ自体も商人が泊まるために綺麗になって、栄えていきました。アラブ人はお香やスパイスを大事にするので、それを運ぶ商人たちも大切にしようと考えたのでしょう。
しかしその後、ペトラは商人のルートとして使われなくなり、徐々に人もいなくなってしまいました

現代の七不思議 ヨルダンのペトラ遺跡

ペトラ遺跡を発見した、ヨハン・ルートヴィヒ・ブルクハルト
ヨハン・ルートヴィヒ・ブルクハルト

ペトラはその後、誰も知らないまま残り続けましたが、1812年にJohann Ludwig Burckhardt(ヨハン・ルートヴィヒ・ブルクハルト)というスイスの冒険家遺跡を再発見しました。彼は中東に興味を持って研究していた人で、元々はフランス語が母国語なのにアラブ世界に関心があり過ぎてابراهيم إبن عبدالله「イブラーヒム・イブン・ハブダラー」というアラブ風の名前に変えたくらいです(笑)ブルクハルトはアラビア語、さらにはイスラムの法律にも非常に詳しかったそうです。そのためアラブ人は皆、ペトラの遺跡を見つけた彼にとても感謝して、尊敬しています。

ペトラは本当に素晴らしい場所なので、歴史の好きな方など、ぜひ見に行くと良いですよ^_^

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