ドイツの家の前で見かける伝統的靴の汚れ落とし「der Schuhkratzer」

Guten Tag ihr Lieben! Wie geht es Ihnen? 今日は、ドイツにある、意外と便利なものを紹介したいと思います。「便利」というと日本というイメージですが、一応ドイツでも隠れた「praktisch」(=便利)なものがあったので、その紹介です。ドイツにいると、古い建物には、外の壁に、玄関の近くにこのような金属なものを目にします。ドイツに住む日本人からすると、何だろう?邪魔だな。と思ったりしませんか?


様々な形がありますが、一般的にはU形の金属の上に、なまくら刃がつけてあります。一見すると引っかかり棒のような設備、これは何のため設置されているのでしょうか?実はこれ、ドイツで「die Fußmatte」(靴拭い)の代わりに使われた設置器具です。
現在、ドイツの道路は多くが舗装されていて、石畳みもあるので、靴に泥などつかないので汚れないです。唯一雪の日に必要なくらいです。
そのため、現在「die Fußmatte」(靴拭い)が足りていますが、昔は馬車が使われて、道は石でできていなくて、道がとても汚い状態でした。靴がとても汚いときに、「die Fußmatte」(靴拭い)をつかっても、あまり意味がありませんね。なので、大きい汚れを取ろうとするときに、金属の「der Schuhkratzer」(靴掻き=靴の汚れ落とし)が必要です。玄関の近くにおいてあって、家に入るまでに、汚れをとることができて、便利な道具ですね。

ドイツでは古い建物には、「der Schuhkratzer」(靴掻き)はまだ設置されたままですが、実際使用されるより、伝統的な飾りになっています。ですが一応まだ使っても大丈夫ですよ。もしドイツにいる間、こちらの「der Schuhkratzer」を見たら、「あぁー、これブログで紹介されていた靴の汚れ落としの器具だ」と思って使ってみてくださいね。
たぶん日本にはない文化かなと思います。

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