ドイツの面白い言葉:「Zwiebel-Portemonnaie」(玉ねぎの財布)

Julia Ecom(イーコム)

こんにちは、EcomのJuliaです!
今日は、ドイツ語の面白いフレーズ紹介の11回目です。今回は、野菜が含まれている言葉を紹介します!もう何回、「食べ物」が入っているドイツの言葉を紹介したのでしょうか…。多すぎて覚えていません(笑)

さて、今日の言葉は「Das Zwiebel-Portemonnaie」です。
「die Zwiebel」は「玉ねぎ」で、「das Portemonnaie」はフランス語に由来する「財布」という意味の言葉です。そのため「Das Zwiebel-Portemonnaie」は「玉ねぎの財布」という意味です。ですが、玉ねぎの財布とは何なのでしょうか?玉ねぎでできた財布なんて、本当にあるのでしょうか?それとも、お札が一杯入っていて玉ねぎのような層ができている財布のことでしょうか?

 

ドイツの面白い言葉:「Zwiebel-Portemonnaie」(玉ねぎの財布)

 

「Das Zwiebel-Portemonnaie」とは、お金があまり入っていない、あるいはお金が足りていない財布のことです。一体、玉ねぎとどんな関係があるんでしょうか?

料理をする時に玉ねぎを使えばわかると思いますが、玉ねぎを切ると涙が出てきますね。我慢をしても、泣いてしまいます。そのため、玉ねぎからは涙が連想されます。
お金が足りない時も、泣きそうな気持ちになりませんか?財布が泣きそうなほど空っぽだという理由から、「Das Zwiebel-Portemonnaie」と呼ぶようになりました。

財布が空っぽの人に対しては「Er hat ein Zwiebel-Portemonnaie」(彼は玉ねぎの財布を持っている)と言います。これは、ユーモアが含まれた言い方です。自分があまりお金を持っていない場合にも、「Ich habe ein Zwiebel-Portemonnaie」と言ってみましょう!

ちなみに、このフレーズは旧東ドイツで良く使われていました。ただ最近はあまり耳にしないため、こ時々通じないこともあります(笑)
その時には逆に、ドイツ人にこの言葉を説明してあげてください!(笑)

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