ドイツ語の決まり文句:In den Kinderschuhen stecken (子供の靴を履いている)

Guten Tag, ihr Lieben! イーコムのユリアです。Wie geht es Ihnen? 皆さんは子供の頃、歩き始めの時を覚えていますか?
今日紹介する慣用句、「In den Kinderschuhen stecken」の中には、その思い出が入っています。

意味:子供の靴を履いている
直訳:まだ初期段階のところ

「Die Kinderschuhe」は「赤ちゃん・子供の靴」で、「stecken in」は「に入っている、履いている」もことです。
結果、「In den Kinderschuhen stecken」は「子供の靴を履いている」との意味になります。では、どういう意味でしょうか?
「die Kinderschuhe」は大人ではなく、子供用の靴ですね。 特に幼い子供は歩くのがまだあまり慣れていなくて、腰が弱く、たどたどしく歩いています。大きくなるともっと、うまく歩くこともできますが、まだ歩くことの初期段階で、いつかきちんと歩くことができるようになります。
そのため、「in den Kinderschuhen stecken」は「まだ初期段階のところ」「始まったばかり」という意味になります。こちらの言い方は、よくビジネスの現場のプロジェクトやプランに使われています。
では、使用例を見てみましょう:

A: Das Projekt steht noch in den Kinderschuhen, aber wir sind sehr zuversichtlich, dass es erfolgreich wird.
(現在のプロジェクトはまだ初期段階のところですが、成功になるのは確信を持っています。)

B: Falls Sie Hilfe brauchen, sagen Sie mir einfach Bescheid.
(何か手伝えることがあれば、いつでも言ってくださいね。)

Aさんのプロジェクトは始まったばかりで、一人でうまく歩けるようになるのは、まだ時間がかかりますが、成功になると確信しています。
いかがでしたか?ドイツがまだ子供の靴を履いた状態の方もいるかもしれませんが、練習していかないと歩けるようになれないので、是非、勉強して、使って、そしてまた勉強して、上達していってくださいね。

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です