えっ、ここまで違うの?ドイツの数字の使い方(前編)

Julia Ecom(イーコム)

こんにちは。Ecomのユリアです。
言葉はドイツ語、日本語、英語など色々な種類がありますが、数字は世界中どこでも同じですよね?
そう思う人は多いかもしれませんが、実はドイツと日本の数字には結構違いがあるんですよ~。

私が日本に留学して、ホストファミリーと一緒に暮らしていた時のことです。中学生の女の子と数学が苦手な私で、一緒に数学の宿題をしていました。その時、このような会話がありました。

妹:「ユリアさん、なにを書いているの?数字が変だよ。」
私:「何が変なの?」
妹:「いや、ユリアさんが書いた数式、全然意味が分からないよ!」
私:「???」

何が変だったのでしょうか?それは、数字の書き方でした。ドイツだけではなく、ヨーロッパとアメリカ、日本とでは数字の書き方がちょっと異なります。現在世界中で使われている数字は、13世紀頃に東アラビアで使用されていた字です。けれども特に「1」・「7」・「9」の見た目はだいぶ違っています。

違うのは言葉だけじゃない?ドイツの数字

上の図を見ればわかりますが、「1」はまっすぐな線ではなく、上のところにチェックが必要です。また「7」は、真ん中に横線が必要です。それを書かないとドイツでは「7」を「1」とよく間違えられてしまいます。最後に気を付けないといけない数字は「9」です。手書きの「9」は、日本では「q」と同じ書き方となりますが、ドイツの「9」は「g」の書き方に近いです。これらの違いはアルファベットと漢字の違いや、習慣の違いからきているのでしょうね。

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