ここがびっくり日本の習慣「学校では制服?」

こんにちは、Ecomのユリアです
今日は、日本のここが少しびっくりだと感じる習慣を紹介するコーナー「ここがびっくり日本の習慣」の6回目です。
皆さんは、自分の通っていた学校の制服を覚えていますか?

ここがびっくり日本の習慣「学校では制服」

ドイツではほとんどの学校で、制服のシステムがありません。マンガ・アニメやドキュメンタリー番組などの影響で、日本の学生は制服を着ることは知っている人も多いです。それでも、日本に来て実際に学生が制服を着ている姿を見ると、びっくりするドイツ人はたくさんいます。具体的には、以下のような点です。

★幼稚園から制服を着させること。ドイツ人からすると、学校制服が必要な理由は思春期に入って「周りは自分のことをどう思っているのか」と気になるのを防ぐためだと思っています。差別されないように制服を着るということです。けれども、まだそのような意識がない幼稚園からどうして制服があるのか、ドイツ人には理解しにくいです。

★小学校などで、季節と関係なく同じ制服を着ることです。今はもう少ないかもしれませんが、寒い冬でも、スカートの下にタイツを履いてはいけないし、運動をする時は短いパンツで、ジャンパーを着てはいけない…といったルールを聞いたことがあります。子供を強くするためだと思いますが、冬の厳しいドイツでは、考えられない辛いことです。

★学校の制服の値段にはびっくりします。どうして、パンツやYシャツなどを1セット買うだけで、4万円もかかるのでしょうか?1年間ずっと着るのはわかりますが、ドイツ人の感覚ではとても高いです。

ここがびっくり日本の習慣「学校では制服」

ちなみに、ドイツでも学校を制服にするかという議論がありました。でもヨーロッパ文化は個人性を大事にするので、制服のメリットがあまりありません。そのため、ほとんどの学校が私服です。制服がある学校でも、日本とは違ってジーパンと普通のシャツが決められているだけです。
確かに、差別されないし勉強に集中できるので、学校の制服はとても役に立つシステムだと思います。でも、自由に選べる部分がないと、ヨーロッパで制服は受けいれられないでしょう。そういう点で、全て決まっている日本の制服にはびっくりしてしまいます。

ここがびっくり日本の習慣「学校では制服」

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