ここがびっくり日本の習慣「犬はペット?おもちゃ?ブランド?」

Julia Ecom(イーコム)

こんにちは、Ecomのユリアです。

今日は、日本のここが少しびっくりだと感じる習慣を紹介するコーナー「ここがびっくり日本の習慣」の16回目です。

ドイツでは、犬を連れている人をよく見ます。

電車に乗る時、レストランで食事する時、友達の家に遊びに行く時…。

犬を飼っているドイツ人は、出かける時にはいつも犬がそばにいます。

犬は人間のベストフレンドですからね。

ドイツ人は間違いなく、犬が大好きな国民です。

日本でも犬が大変好まれていると思いますが、犬に対する扱い方がドイツとはかなり異なっているので、最初日本に来た時にはびっくりしました。

他の外国人は驚かないかもしれませんが、ドイツ人にとってはあまり慣れていない扱い方です。

それは、どのような点でしょうか?

★犬(と猫)が普通にペットショップで売られていることにびっくりします。

ドイツのペットショップはネズミやうさぎや鳥などの小さな動物は売っていますが、もっと大きな、ケージの中で飼わない動物は売っていません。

日本ではガラスの小さな箱の中に、まだお母さんと一緒にいたい子犬が、モノみたいに売られているのでとても違和感があります。

この理由は、他の犬や人間に慣れる必要があるからです。

小さい頃から人間に慣れていないと、教育しにくい犬だと思われます。

そうすると、売れなくなってしまいますからね…。

しかも、ペットショップで売っている犬はとても高い「ブランド」です。

でも、買ってもらえなかった犬はどうなるのでしょうか?心配です。

 

★犬が服を着ることです。

犬の種類にもよりますが、日本ではたくさんの犬が、犬の種類や季節に関係なくオシャレな服を着ています。

夏には浴衣、冬にはサンタさんなど色々な服がありますね。

私もそのような犬はとても可愛いと思います。

でも、ドイツ人からは「おもちゃ」みたいな扱い方だと思われるでしょう。

ドイツでも本当にたまにですが、毛の短い犬が冬に服を着ています。

でも基本的に犬は犬なので、そのままの姿です。

外で遊んだら汚れてしまうけど、犬は服着るのが嫌そうですからね。

なので、ドイツで服を着ている犬はほとんど目にしません。

ちなみに、毛を染めることもドイツではされていないです。

 

 

★犬が散歩せずに、1日中家にいることです。

私の日本人の友達も犬を飼っています。彼女はとても忙しい人ですが、3回は犬の散歩をしているそうです。

「忙しいのに、どうやって3回も犬と散歩しているの?」と聞いてみたら、「1周間に3回は問題ないよ」と言われて、びっくりしました。

なぜならドイツでは、少なくとも1日30分の散歩を2回は行くからです。

だから私は、彼女が「1日」に3回散歩していると思っていました。

散歩をしないと、犬は暇すぎて馬鹿になってしまいますよ。

そのため、日本の犬はよくトイレ付きのケージに入っていますね。

ドイツでは犬は家族のメンバーなので、家のどこを歩いていても大丈夫です。

これらの3つの点で、外国人(特にドイツ人)はびっくりしてしまいます。

もちろん日本でも、犬は家族のメンバーとして大事にされていると思います。

ただ、その愛情の見せ方がドイツとは違っていますね。

ドイツは動物を保護する意識がとても強い国なので、その常識と少しでも異なっている場合には驚いてしまいます。

別に、日本の犬はきちんと保護されているのでそこは悪くないと思います。

あと、私も犬の服は結構好きです。お土産として浴衣を買おうかなと考えています(笑)

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