ここスゴ47回目:日本の学生さんの計画的な就職活動がスゴイ

Ecom講師 Olfa
オルファ
です。最近日本で、大学生の就職活動のニュースを目にします。

大学3年生12月から1年後入社を意識して活動しているようですが、こうした大学生のうちから、1年間かけて、計画的に就職活動をしていく姿がとてもスゴイし、驚くことだと思っています

フランスでは、大学を卒業してからが就職活動です

理由は、大学を卒業する前は、どの企業も応募を受け付けてくれないからです。多分、フランスでは大学の卒業が難しいので、きちんと卒業が分かってから応募してほしいのだと思います

フランスも含めてヨーロッパの大学では、6月に卒業しますが、学生は、それから、半年から1年かけて会社に応募して、面接を受けたりします

その間は、時間はたっぷりありますので、お金に余裕がある人は、バケーションをしたり、海外をまわったりしますが、最近は不景気の影響もあって、皆、落ち着かない気持ちで就職活動をしています

しかし、フランスやヨーロッパの就職活動は、日本のように計画的におこなっているわけではありません。みんなが個人個人好きな時に応募していきます。ただ、6月に卒業した後、6月、7月、8月と3ヶ月くらいは休養をする人が多いので、9月に学生の応募がヨーロッパでは多いと言われています

例えば、9月に応募して、面接を受けても、働くのは、日本と同じようにみんな一緒ではありません。可能であれば、合格して次の日から、入社して働く人もいますし、1か月後の人もいます。特に日本のように計画的に入社して、計画的にトレーニングというわけではないです

この大学生のうちから、日本の学生が就職活動を始める点について、社内の人と少し話しをしましたが、原因の一つに、大学のシステムの違いがあるのかなと思いました

日本の大学は4年で卒業ですが、フランスも含めてヨーロッパの大学は3年で学部卒業です

ですので、日本の大学生が3年生の終わりから就職活動を始めるのも、ヨーロッパの大学生が3年間しっかり勉強して卒業後就職活動を始めるのも、時期的には同じだと思います。ただ、働き始める時期が皆一緒で、計画的に会社が育てていくというシステムは大きく違うし、スゴイなぁと思っています

皆さん、こうした就職活動の点についてどう考えますか?意見や感想などありましたら教えて頂ければと思います

日本、フランスの就職活動の違い、イラスト

豆知識:


フランスは、応募の履歴書写真をつけないのですよ。ただ、写真をつけるのがNGではないので、日本の人で、写真を付けてもよい人は、特につけてフランスの企業に出しても大丈夫です。ただ、フランスでは、ResumeのCover letterは必ず黒インクで手書きですそこは気をつけた方がいいと思います。こうしたビジネスマナーは、別の機会で書いてみたいと思います

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