アラブとヨーロッパの香水の違い

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おはようございます!Ecomアラビア語のオルファです。
このブログをよく見てくれている方は、結構アラブ文化に詳しくなっていると思います。でも、まだまだあなたの知らないことがたくさんあるはずです!そういうことで、まだあまり紹介していないアラブの素敵な文化を探してみました。

 

 

さて、下の写真の、青い色をしたチューブは何でしょうか?てのひらサイズでコンパクトですね。蓋付きのガラス製で、素敵なデザインをしています。お土産でもよく買われますよ。

アラブとヨーロッパの香水の違い

 

こちらは… عطر ハトルという「香水」です!アラブの伝統的な香水は、基本的にいつも小型タイプです。なぜなら昔から、アラブ人は香水をいつも持参していたかたです。家に置いて使うのではなく、常に持ち運んでいました。なので、アラブトラディショナルな香水はいつも小さい容器で販売されています。

もう一つ、アラブ人の好きな香水はどちらかと言えばスプレーよりも、直接肌に塗るロールオン式が多いです。この香水は首ではなく、手首や耳の裏につけますよ。ところで、なぜこの2ヶ所なのかわかりますか?それは、手首と耳の裏は相手と一番よく接触する所だからです!「耳裏に接触?」と思われましたか?実際は、相手が自分のほっぺたにキスする時ですね。自分のほっぺたに直接付けると相手に当然嫌がられるので、耳の裏にします。

 

 

次はコチラ!お花の描かれた、小さくて四角て黄色い…。これはなんでしょう?

 

アラブとヨーロッパの香水の違い

 

実は、これも香水なんです。こちらはمسك ムスクという、固い香水です!「水」は入っていなくても香水です(笑)

さっきと同じで、アラブ人はよく「固いパフューム」を使っています。作り方は石鹸と一緒で、花などのエッセンスを固めています。割れにくいので、こちらも外出や旅行の時に超便利ですよ〜。
ただ、先ほどの香水「ハトル」とは使い方に違いがあります。ハトルは身体の肌に直接塗りますが、ムスクは服や布に付ける場合が多いです!例えば長袖の先端(手首の上部分)や、襟裏に付けます。

アラブの香水は、ヨーロッパのものとは少し違うタイプなんですね。皆さんもぜひ、使ってみてください^^

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