こんにちは!Ecomのオルファです。今日も、アラビア語の名文を紹介していきたいと思います!
では、さっそくいきますよ~
第47回
الأعمال أَثمار والأقوال أوراق
エル=アーメール・アフマール・ワ・エル=アクワール・アウラク
(行為は果実、言葉は葉っぱ)
◆単語◆
الأعمال(エル=アーメール)=行為
أَثمار(アフマール)=果実
و(ワ)=~や、~と
الأقوال(エル=アクワール)=言葉
أوراق(アウラク)=葉っぱ
この名文はアラブ人の間で非常によく使われています。以前の名文でも何度か話しましたが、アラブ人は基本的に話すことやディベートすることが大好きです。
ですが、それだけでなく具体的に行動をしないといけませんよね。そうしないと、言葉は結局無駄になってしまいます。
なお、この名文は「話すこと自体が不要」と言っているわけではありません。
言葉は葉っぱということで、自分の行為を取り囲んで守ってくれます。
人を木に例えると、葉っぱはやっぱり多い方が良いですね。ただ、それ以上に果実が何個も実っていないとね…。葉っぱは多いのに果実が少ないと、変ですよね。葉っぱも必要だけど、果実はもっと大事です。
なお、この名文の面白い所はアラビア語と日本語訳です。正反対に見えるアラブ世界と日本の間でも、共通点が結構あります。それは単語、話し方、マナーなどに特に言えることです。
今回の「行為=果実」ですが、アラビア語の(الأعمال(エル=アーメール))は行為や成果といった意味です。だから似たような意味の「果実」にも同じ言葉が使われています。また、次の「言葉=葉っぱ」にも「葉」という同じ言葉が2回出てきます。それを意識すると、より簡単にフレーズを覚えられると思います!