アラブ世界で見かける「謎の部屋」とは?

olfa

こんにちは、Ecomアラビア語のOlfaです!いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!
今日はアラブ世界に必ずある、お祈りの部屋がテーマです。

イスラム圏の国に旅行をした方は、道端に建てられた空っぽの部屋を見たことがありますか?あの部屋は誰のものでしょうか?キレイにカーペットが敷いてあって、いくつかの本や服が置いてありますが、あとは何もありません。

イスラム教徒がお祈りをする部屋

それは、イスラム教のお祈り室です!
イスラム教では、一日に5回もお祈りをする必要があります。お祈り自体は短いのですが、時間がきちんと定められています。なのでイスラム世界では、大きいモスク以外にも道端や大通りなどの近くといった、運転手なども簡単に停まれる所に、お祈りをするための部屋が設けてあります

イスラム教徒はそこで沐浴、お祈りをして、5分位瞑想をしてゆっくりしてから、離れて行きます。決められた時間にお祈りをする必要があるのは、「一日のリズムを守る」「どんなに忙しくても、リラックスの時間を取る」「皆一緒に同じことを行う」などの理由からです

イスラム教徒がお祈りをする部屋
お祈りの部屋を示すマーク

実は最近日本の空港で、イスラム教の人が喜ぶ出来事がありました!何だかわりますか?去年の12月に、日本の空港にもお祈りの部屋ができたんです^^
私も、日本人の気遣いに改めてビックリして感動しました。相手の大事にしていることを手伝おうとする姿勢は素晴らしいですよね

ちなみに仕事中や移動中など、お祈りが出来ない時ももちろんありますよ。ですが空港にいるときなどは時間がありますから、こういう環境があると嬉しいですね。

イスラム教徒がお祈りをする部屋

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