Guten Tag!お元気ですか? イーコムのユリアです。春になってきて、暖かい天気を楽しんでいますか? そろそろ、キリスト教世界における、クリスマス以外の一番大事な祝日、『復活祭(イースター)』がやってきますね。
イースターは、年によって異なり、2017年は4月16日(日曜日)です。常に日曜日というのがポイントで、その2日前の金曜日からイベントが行われます。
イースターでは、Osterfeuer(復活の焚火)やOsterbrot(イースターパン)など、様々な習慣があります。実は、ドイツ一般家庭の中でのイースターの習慣もあります。 その中の一つが、イースター当日の日曜日の朝ごはんです。朝ごはんの前に、Osterhase(イースターのラビット(うさぎ))が隠したお菓子と、ゆでたまごを探してから、家族みんなとゆっくり朝ごはんをたべます。
ドイツの普通の日曜日の朝ごはんは、焼き立てパンとゆでたまごがメインです。このイースター朝ごはんも同じ感じですが、違うのは、ただのゆで卵ではなく、イースターのうさぎが持ってきたチョコと色をつけた卵を食べることです。
湯で卵の卵の殻をむく方法がたくさんあります。ナイフで卵の先を切ったり、スプーンで上を叩いて、殻を壊したら、卵専用のハサミをつかったりできます。
イースターの朝ごはん時間で、特別なのは、子供たちに人気のゲーム遊びです。その名も、「Ostereier-Ticken」(イースターエッグのカチカチ)です。
カチカチは卵をたたく音です。「Ostereier-Ticken」は、二つのゆで卵をつけ叩いて、壊れた卵は負けで、まだ壊れていない卵が勝ちです。殻が壊れた卵をそのまま食べて、勝った卵は、次の家族のメンバーの卵をチャレンジします。
バトルの末、最後残っている卵を持った人が勝利者です。
トロフィーなどがもらえませんが、ゲームの気持ちが大切ですね。このゲームで、大量の卵を食べるようになり、つまらない卵の殻剥きも盛り上がりますね。私の家族には、その「Ostereier-Ticken」(イースターエッグのカチカチ)はよくしていますが、家族は競争が高いので、卵の何個でゲームをしています。ですが、ゆで卵をつかいすぎて、食べきれない場合も多くあります(笑)
今年のイースターには、「Ostereier-Ticken」(イースターエッグのカチカチ)をしてみませんか?
ゆでたまごのぶつけ方や、ぶつける位置にコツがあるのですよ!