クリスマスの翌日は1年で最も占いが当たる日?

yulia

Всем привет! みなさんこんにちは!Ecomのユリヤです。みなさま、サンタさんから素敵な送りものはもらえましたか?もらえなかったという方、まだ間に合いますよ!ロシアのクリスマスにいただけば良いのです。
以前も書きましたが、ロシアは旧暦で宗教の祝日を祝うので、рождество(クリスマス)は1月6日から7日にかけてです。ソ連時代は宗教を禁止されていたので長い間隠れてお祝いされていましたが、最近はメディアなどでも「クリスマスおめでとうございます」と言っており、また人気が高まってきています。
クリスマスはみなさんご存じのようにキリスト様のお誕生日です。そして誕生なさる翌日は神様の力が一番弱まっていると思われているため、悪い精や子鬼など、怖い者たちが暴れ放題です。ロシア文学にご興味のある方はゴーゴリの『降誕祭の前夜』という小説をお読みになれば、よく雰囲気が伝わると思います。(リンク先はその小説を原作とした映画でございます。) (占いのシーンが見たい方はこちらをどうぞ。)

また、それもあってなのか、この日にする占いはよく当たると言われています。ロシアの娘たちは地上で祭り騒ぎをしている怖い者たち(日本でいう妖怪みたいなものでしょうか)に、将来のお婿様について聞くのです。

この日は夫探し以外に、普通の占いもよく行います。例えば私は去年のクリスマス前日(ロシア語ではこの日を「сочельник」と言います)、大学のクラスメイトと家で女子会をした時に、こんな占いをしました。帽子の中に色々な言葉を書いた紙を入れて順番にそれを引き、当たった紙に書いてあるのが今年の運命になるというものです。

クリスマスの翌日は1年で最も占いが当たる日?
ちなみに私は「ハンカチ」と書かれた紙、つまり「泣くことになる」運命を引きました。ただ2015年はありがたいことに(?)そんなに泣きはせず、これがきっかけでハンカチの贈り物を数回もらっただけでした。ある意味、当たったといえば当たったのでしょうか?笑

ただ、「結婚」と「アパート」の紙を引いた友達は二人とも当たりましたよ!とってもめでたいですね♪

 

前回に続いて迷信チックなお話になりましたが、以前「マスレニツァ」に関する記事でもお話したように、ロシアはロシア正教だけでなく日本のようなアニミズムも未だに残っている感じがして面白いですよ。

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