ドイツ人のクリスマスイブの過ごし方

Julia Ecom(イーコム)
★「Fröhliche Weihnachten!」★(メリークリスマス!)EcomのJuliaです皆さん、いよいよクリスマスについてのブログも最後になりました!

日本と違い、ドイツのWeihnachten(クリスマス)は25日ではなく、24日です!理由はよくわかりませんが、ドイツ人はせっかちな性格の人が多いからだと思います(笑)
24日は国民の休日ではありませんが、お店はお昼までしか空いていないし、たくさんの人が休みを取るので半分休日のような日ですね。そのため、クリスマスの主なイベントは24日に行われます。ドイツ人が24日に何をするかは地方によって異なります。今回は私の家族の習慣を紹介したいと思います。

まず12月24日の昼ですが、ドイツではとてもシンプルなランチをとります。私の実家は、ホットココアと「Bockwurst und Brötchen」(ゆでソーセージとロールパン)だけです。なぜかというと、聖書の話でエルサレムへ旅する「ヨセフとマリア(キリストの両親)」が、貧しい暮らしをしていたことを思い出すためです

 

 

ドイツの教会で行われる、クリスマスを祝う劇「krippenspiel」(キリストの生誕祭)

その後はキレイな服を着て、家族と一緒に教会へ「Krippenspiel」(イエス・キリストの誕生劇)を見に行きます。私はいつも教会に通っていないですが、12月24日だけは絶対に行きます。信仰というよりは習慣ですね。教会での祭事が終わった後は、家に帰り晩ごはんを食べます。お昼ごはんと同じく、晩ごはんもとてもシンプルです。ドイツ人の一般的なクリスマスディナーは、ポテトサラダとソーセージです。私の家では、ゆでたソーセージと塩ゆでしたポテトしか食べません

そんなディナーを弟は急いで食べます。なぜなら、ドイツのクリスマスは24日。ということは、プレゼントも24日にもらうんです私の家ではディナーのあとにプレゼント交換があるので、それが楽しみで急いで食べてしまうんです(笑)。

presentディナーが終わるとついに「Bescherung」(プレゼント交換)の時間です!教会に行く前にお母さんがリビングルームにプレゼントを置いています。そのためディナーが終わるまでは、リビングルームに入ってはいけないのです。ただ、すぐにプレゼントを開けてはダメです!ポエムを読むこと、楽器を弾くこと、歌を歌うこと、劇を見せることが、プレゼントをもらうための条件なんです。そのためみんな、クリスマスの前から練習をしています。

それが終わったら、プレゼントを開けます。家族の皆がお互いにプレゼントを贈り合うので、プレゼントはいつもたっくさんあります。プレゼントを開けた後、ゲームなどが入っていた場合は皆でそのゲームで遊んだり、もらったDVDを見たりして、ゆっくり過ごします

こうして、ドイツのクリスマスイブは終わります。クリスマスの後の12月25日~27日はクリスマス休みになります。
この三日間は毎日、昼ごはんにビーフガチョウウサギなどのローストやポテト、「Sauerkraut, Rotkraut」(キャベツの漬物)を食べます。また、この三日間はお店が開いてないので、雪遊びや散歩、家族とゲームをするなどして過ごします。遠くに住んでいる親戚も大勢集まります

日本ではお店も開いているので、外で過ごす人が多いと聞きましたが、ゆっくり家族で過ごすのもいいですよ~

皆さんも、クリスマスイブを思いっきり楽しんでくださいね

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