ドイツのことわざ:ソーセージのように見える

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皆さん、お元気ですか?Ecomのユリアです。最近はちょっと寒くなってきましたね。日本はどうですか?風邪を引かないよう気をつけましょう。
さて、今日はドイツ人が大好きな食べ物の慣用語を説明したいと思います。最近はパスタトマトなどドイツっぽくない食べ物が続いていますが、今回はソーセージです!これはイメージ通りですね。

第7回
“Jandem ist etwas Wurst“
(ソーセージのように見える)

 

ドイツのことわざ:ソーセージのように見える Jandem ist etwas Wurst

 

「Die Wurst」はソーセージで、「jemandem sein」は「誰かの・誰かに」という意味です。例えば「Das ist mir Wurst」は「私にとってはソーセージです」と翻訳されます。

この言い方には、二つの語源があると考えられています。「Wurst」(ソーセージ)は肉を混ぜたものですね。豚肉や牛肉、美味しいステーキや残り肉など色んな物がありますが、何を入れてもソーセージは美味しく作ることができます。

また、ソーセージは右から食べても左から食べても変わらない食べ物です。このような考え方から、「Das ist mir Wurst」は「どちらでも大丈夫」「気にしない」といった意味になります。豚でも牛でも、ソーセージならなんでも良い、右から左からどっちでもOK。便利な食べ物ですね。
ちなみに「Mir ist das Wurst」は俗語なので、家族や友達に限定して使いましょう。もうちょっと綺麗な言い方は「Das ist mir egal」や「Das ist mir gleich」といった感じです。

 

例文

「Wenn du nicht lernst, bestehst du die Prüfung nicht」
(勉強しないと、試験に合格できないですよ)
「Das ist mir Wurst. Dir Prüfung ist nicht wichtig.」
(私にとってはソーセージです。この試験は大事じゃないから。)

 

ちなみに「Wurst」に合うものと言えば「Senf」(からし)ですね!実は、からしを使ったフレーズも色々とあるんですよ。
例えば「Seinen Senf dazugeben」(自分のからしを他の人の物にかける)で、「ちょっかいを出す」という意味になります。
そろそろ、慣用語に出てきた食材で美味しい料理が作れそうですね(笑)

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