ドイツのクリスマスに登場する「くるみ割り人形」

Julia Ecom(イーコム)

Ecomのユリアです。Guten Tag!

チャイコフスキーの「くるみ割り人形」というバレエを知っていますか

世界中で有名だと思いますが、元々は「くるみ割り人形」の小説が

E. T. A. Hoffmannというドイツ人作家

によって書かれてたということはあまり知られていないと思います

ドイツクリスマスの必須アイテムNussknacker「くるみ割り人形」の主人公である、くるみ割りはドイツでクリスマスのシンボルになっています

今の形の「Nussknacker」(=くるみ割り)は18世紀、オーストリアのチロル州で作られました。

それ以降、木の彫刻で知られていたドイツエルツ山地でも「Nussknacker」が作られるようになりました

「Nussknacker(くるみ割り人形)」のデザインは、昔の憲兵や軍人、大王の見た目通りに作られていて、現在でもそのデザインは引き継がれています

そのため「der Nussknacker」は、官服のような色で塗られているんです。

「Nussknacker」の口は、恐怖心を抱かせるためにナッツをぱかっと割れるくらい大きく作られていました。


このような色彩豊かな人形は子供たちに大人気で、19世紀からクリスマスマーケットで売られるようになりました。

どうして「Nussknacker」がクリスマスのシンボルになったかというと、主にクリスマスマーケットで売られていて、クリスマス以外では手に入りにくかったことが一番の理由とされています

冬にナッツが食べらているので、くるみ割りが単純に必要だったとも考えられています。

 私の実家でも、クリスマスの時に「Räuchermännchen」(線香の煙がタバコを吸っているみたいに見える人形)の隣に「Nussknacker」が置いてありました。

現在、売られている人形の「Nussknacker」はただの飾りで、本当にナッツを割ることができないのは、少し残念な気もします

ドイツ クリスマス名物くるみ割り人形
ドイツ ベルリンのマーケットにて

ドイツに行ったことがある方は、クリスマスマーケットで「Nussknacker」「Räuchermännchen」を見かけたことはありますか?

色々あるので、是非お気に入りの一つを見つけてくださいね

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