ドイツのクリスマス気分を盛り上げる必須アイテム

「Advent, Advent ein Lichtlein brennt…」
(アドベントに一本のキャンドルを点ける)

皆さん、最近はクリスマス気分になってきましたか?日本のお店も、クリスマスデコレーションを始めてきていますね

ドイツクリスマス、Adventskranzドイツ人は、クリスマス準備期間に、自分の家を「der Adventskranz」(アドベントのキャンドル付きリース)で飾るのが一般的です。
「Der Adventskranz」(アドベントのキャンドル付きリース)はモミの葉から作られていて、その上にリンゴやオレンジのスライス、リボンなどを使ってデコレーションされています。そして、さらには、その上に4本のキャンドルを付けます。たいていの場合、キャンドルは4本なのですよ~。なぜなら、「Advent」というクリスマスの前の12月には、4つの「Advent」の週末があるからです

ドイツのクリスマス、アドベントadvent
Adventskranzs作成中 by ユリア

もう少し詳しく、「Advent」について説明しようと思いますね。(右の写真は、自分で「Adventskranz」の作っていた時のものですが、良い感じじゃないですか?)「Advent」というのはラテン語の「adventus domini」から来ていて、「キリストの到来」という意味です

「キリストの到来」は12月24日ですので、それまでの期間が「Advent」と言われるようになりました。

初めての「Advent」の日曜日は教会暦の始まりになります。12月の日曜日は「erster Advent, zweiter Advent, dritter Advent, vierter Advent」(=第一、第二、第三、第四のアドベント)と言われています。今年の「erster Advent」(第一アドベント)」は12月1日になります

その日曜日の昼過ぎに家族の皆が集まって、「Adventskranz」の一つ目のキャンドルを点けて、ゆっくりの日曜日を過ごします

そして、次の日曜日には二本目のキャンドルに火を点け、それぞれの日曜日に、三本目、四本目と順番にすべてのキャンドルに火を点けていきます

ドイツ、クリスマスAdventskranz
手作りAdventskranz完成!上手くできました。

ドイツには、このイベントを表すポエムもあって、「Advent, Advent ein Lichtlein brennt…」(アドベントに一本のキャンドルを点ける)というポエムです。ポエムについては、また今度、詳しく書きたいと思いますので楽しみにしていてくださいね~

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