子供を煙突へ運んでくる?ドイツの国鳥コウノトリの伝説

Julia Ecom(イーコム)

Hallo Ihr Lieben! Wie geht es Ihnen? Ecomのユリアです。

ドイツ多産のシンボルの鳥今日紹介したい写真は、ドイツで多産のシンボルとなっている動物です。その動物は「der Storch」(コウノトリ)です。ちなみにコウノトリ(シュバシコウ)は、ドイツの国鳥となっています。私も初めて知りましたが(笑)

Storch」の声はとても小さく、大人になると全く泣かなくなります。そのため鳴くことの代わりに、くちばしで「klappern」(カタカタと音を立てる)コミュニケーションをしています。

そのため、「Klapperstorch」(カタカタと音を立てるコウノトリ)という名前で呼ばれることも多いです。面白いですね!

ドイツの昔の言い伝えでは、「Klapperstorch」は洞穴や湿原で見つけた赤ちゃんをバスケットに入れてくちばしで運んできて、家の煙突から赤ちゃんを落とします

どうしてこの物語が広まったのか詳しくは知りませんが、「Storch」が湿原の近くに住んでいること、ドイツの村の家に高い煙突があることなどは事実です。

他にも、子供がほしい家族は「Klapperstorch」を呼ぶために窓際にお菓子を置く習慣があります。また、子供ができた時には「Der Klapperstorch war wohl da」(コウノトリがちゃんと来たわ)というフレーズを言うこともあります。

私が子供の頃は、お祖母ちゃんの家の近くでよく「Storch」を見ましたが、最近はあまり見なくなりましたね。

残念ですが、「Storch」がドイツに来なくなってしまうと多産のシンボルの意味もなくなってしまいそうですね。

ちなみに、日本のコウノトリのくちばしは黒いみたいですが、ドイツではくちばしは赤色です。

正確に言うと、多産のシンボルとなっている鳥は「シュバシコウ(コウノトリ科)」で、日本で言うコウノトリとは種類が違うんですよ。

皆さん、知っていましたか

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