ドイツのパーティーゲームで遊ぼう

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皆さん、お元気ですか?EcomのJuliaです。
今日はドイツで、絶対にどこの家にもある「Gesellschaftsspiel」(パーティーゲーム)を紹介したいと思います。
こちらのゲームはインドの「Pachisi」が由来だと言われていますが、現在普及しているゲームは1907年に「Josef Friedirch Schmidt」となったものです。

 

ドイツのパーティーゲームで遊ぼう

 

そのゲームは「Mensch ärger‘ dich nicht」という名前です。ドイツ語で「怒らないで」という意味ですね。名前だけ聞くと、なんだかひどいパーティーゲームのような感じがします…(笑)
どうしてそんな名前になったのか、説明を見るとよくわかりますよ。

 

☆ゲームのルール☆

「Mensch ärger‘ dich nicht」は2人から4人まで遊べる「Brettspiel」(ボードゲーム)です。一人一人に色の異なったスタート地点があり、そのスタート地点から1回ボードを回さないといけません。1人4つのコマを持っていて、最初に4つのコマをゴールに入れることのできた人が勝者となります。

1:ゲームの前に、プレイヤーは好きな色のコマを選んで自分のスタート地点に置きます。(ドイツのゲームは基本的に、一番年の若い人あるいは前のゲームで負けた人から始めます。)

2:ゲームの最初に全てのコマをスタート地点に起き、そのコマを外に出して始まります。ダイスで「6」が出ると、一つのコマをスタートの隣にある自分の色の所へ出せます。まだ1つもスタート地点から出ていない時には、ダイスを3回まで振ることが出来ます。

3:「6」でコマを外に出したら、もう一度ダイスを振ってその数字によってコマを動かします。その色付きの所にまだ自分のコマがあると、スタート地点から他のコマを出せないのでご注意ください。

4:1人目が終わったら時計回りで進んでいきます。自分の色のコースを進んでダイスを振って、コマを動かします。ゴールに入るためには、ぴったりの数字をダイスで振り出さなければなりません。

 

 

ここまで説明しても、どうして「Mensch ärger‘ dich nicht」(怒らないで)というゲーム名になったのか、まだ分からないですよね。これから、どうしてプレイヤーが怒ってしまうのかを説明します。

ダイスの数字で前に進んだ時、置きたい場所に他の遊び相手のコマがあると、そのコマにぶつける必要があります。こうすると、相手のコマはスタート地点に戻ってしまいます。まだスタート地点の近くにいれば大したダメージはありませんが、そろそろゴールできそうな場所でこれをやられると、本当にがっかりしてしまいます。

それが何度も続くと、相当イライラしてしまいますね。ちなみに、私のお姉ちゃんはイライラしすぎて、全てのコマを手でなぎ倒してしまったことがあります(笑)

全てのコマを最初にゴールに入れた人が勝ちます。3人以上の場合、1位が決まった後もゲームは続きます。

このゲームのルールはとても簡単で、子供でもできるし特別な能力がいりません。そのため、みんなに人気がある「Gesellschaftsspiel」(パーティーゲーム)です。

ですが、1日に1,2回までがちょうどいいと思います。ずっとスタート地点に戻され続けたら、本当に喧嘩になってしまいますからね…(笑)

 

ドイツのパーティーゲームで遊ぼう

 

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