ドイツの名文、諺『信頼は良し、検査はなお良し』

Julia Ecom(イーコム)Hallo ihr Lieben,Hier ist Julia von Ecom.
皆さん、お疲れ様です。仕事や勉強は、思うように進んでいますか?
今日は、プライベートの時だけでなく、仕事中にもよく使われるドイツ語のフレーズを紹介したいと思います

ドイツの名文、諺『信頼は良し、検査はなお良し』

第8回

Vertrauen ist gut, aber Kontrolle ist besser
(信頼は良し、検査はなお良し)

意味
最初に言っておきますが、ドイツ人は全員が疑い深いわけではありませんよ(笑)ただ、失敗しないようにチェックすることを好む人は多いです。こちらのフレーズの意味は、あることがうまく進んでいると思っていても、実際は分からないから、問題が起きる前に確認した方がいい、ということです。

例えば、職場に新しく来た新入社員が仕事を上手くこなしていて、疑問や質問を言わずに働いています。直接、「大丈夫?」と聞いても「大丈夫です。」という返事が返ってきます。しかし、月末のタスクの結果を見るとミスがあったり、何か月も経ってから基本的なことが理解できていないことが分かったり、賢そうに見えて、実は不真面目だったり…。もちろんこんなことはない方がいいですが、実際は結構ありますよね(笑)

もちろん相手を信頼することは素晴らしいですが、親しい関係であっても確認することは怠ってはいけないという教訓ですね~。
プライベートの例なら、子供は宿題をやると言っても、やらない時がありますよね(笑)自由にやらせることも大事ですが、子供の責任は両親にあります。

自分の子供なら勝手に宿題をやるだろうと信じていても、忘れてしまうこともあるし、難しくてあきらめちゃうこともありますからね

つまりこのフレーズには、人間は失敗して当然なので、お互いを助けるためにもよく確認した方が良いというドイツ人の考え方が表れています。
もちろんチェックのしすぎで仕事が遅くなってしまうのは良くないので、バランスが大事ですね

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