ドイツの名文、諺『目で見えなかったら…』

Julia Ecom(イーコム)

こんにちは、Ecomのユリアです。
皆さん、学生の頃に「卒業しても絶対、このまま連絡を取り続けようね」と約束した友人はいましたか?実際、その人と連絡は取れていますか?職場が違っていたり、引っ越ししてしまったりすると、お互い忙しくてなかなか連絡できなくなってしまいますよね。
今日は、このような状況を説明してくれるドイツ語の名文をご紹介します!

第27回
『Aus den Augen, aus dem Sinn』
(目で見えなかったら、意識することもできない)

 

ドイツの名文、諺『目で見えなかったら…』

 

意味:
あまり見なくなってきたことや、会わなくなってきた人のことは誰でも忘れてしまいがちです。
「Aus den Augen, aus dem Sinn.」は一般的に、「直接見なくなったことは、あまり気にしなくなる」という意味です。物や出来事だけではなく、人に対しても使えます。例えば、学校で仲の良かった友達同士で集まったときに、「あっ、Paulさんに連絡するのをすっかり忘れていました!」と言った人に対して、「Das ist schade! (残念です)、だけどAus den Augen aus dem Sinn.ですから仕方がありませんよ」という風に使います。日本語の「去る者は日々に疎し」という諺に近いですね。
他には、明日までに宿題をしないといけなくて、「家に帰ったら、すぐやろう!」と思っていたのに、他のことで忙しくてすっかり忘れてしまった場合にも「Aus den Augen, aus dem Sinn.」が使えます。
この名文を使うシチュエーションは、なんだか寂しいですね(笑)ですが、このような経験は誰にでもあると思います。新しい環境では他のことや他の人との関わりが大事になりますから、仕方がないですよね。
たまには昔の友達に「ひさしぶり!お元気ですか?」というメールなどを送って連絡をとってみてはいかがでしょうか?懐かしいだけでなく、また新しい発見があるかもしれませんよ!

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