ドイツの名文、諺『1ペニーを無駄にする人に…』

Julia Ecom(イーコム)
Guten Tag, ihr Lieben! Ecomのユリアです

皆さんは、何のために貯金をしていますか?

ずっと前から欲しかった車?海外旅行?家?

貯金で大事なことは、一気に大金を貯めるのではなく少しずつ貯めていくことですよね。

実際は、無駄遣いをしてしまってなかなか貯まらないのですが…。

さて、貯金が難しいという話は置いといて、今日はお金の使い方についての名文を紹介します!

第24回
Wer den Pfennig nicht ehrt, ist des Thalers nicht wert.
(1ペニーを無駄にする人に、1ターレルを得る資格なし)

意味
「Pfennig」を大事にしない人は「Thaler」の価値もわかりません。

「Pfennig」はドイツの最小単位の通貨で、日本でいう「銭」くらいでしょうか。

「Thaler」は昔の高額貨幣です。

つまり「Wer den Pfennig nicht ehrt, ist des Thalers nicht wert.」は、わずかなお金の扱い方を知らなければ、大金を手にしても上手に使えないということです。

昔の人は倹約や貯蓄を、美徳だと考えていました。

「毎日必要じゃないことにお金を使っていたら一年分でかなりの大金になる、もったいない!」という考え方です。

例えば毎朝会社に行く時、自動販売機で150円のお茶を買っていたとします。

一回は高くないですが、5日間で750円、1ヶ月で3000円、1年間お茶を飲むだけで36,000円使っていることになります。

なので、たとえ安くても買う前に「それは本当に必要?」と考えれば、無駄が省けてお金も貯まるようになるのではないでしょうか。

友達から「えー、たった数百円払うだけなのに買うか買わないか、なんでそんなに迷っているの?」といわれたら「Wer den Pfennig nicht ehrt, ist des Thalers nicht wert.」と言い返してやりましょう(笑)

ちなみに私は日本に来てから、お釣りでもらった10円を貯金していました。

すると、たった3か月で2万円も貯まっていたんですよ!

新しいパソコンを買うために全部なくなってしまいましたが、10円玉だけで大金になっていた時はとっても嬉しかったです ^^v

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