こんにちは、Ecomのユリアです。
ドイツ人と交流がある人は、ドイツ人がどんな生活を送ってきたかといったカルチャーも知っておくと、話しが弾んでいいかもしれないですね。
そこで、ドイツの文化的なテーマを書いていきたいと思います。
まず今回は、ドイツの子供たちの誕生日パーティーで大人気な「Topfschlagen」(直訳:鍋叩き)というゲームを紹介したいと思います。ゲームの内容は、「鍋たたき」という名前から少し想像できるかな?
まずは、ゲームで必要なものをみてみましょう!
♪必要なもの♪
・鍋
・木製スプーン
・マフラー
・スイーツ
・遊びたい子供たち(大人でも遊びたい方ならいいですよ!)
♪遊び方♪
ゲームの目的は、『鍋の中に隠しているスイーツをゲットする』ことです。
そのスイーツの入った鍋は、見つかりづらい部屋のはしっこやテーブルの下などの床においておきます。そして、マフラーで目隠しした子供が木製のスプーンで叩きながら床を這っていきます。
目を隠されたまま床を這っても、思ったより鍋は見つかりにくいです。そこで他の子どもたちは、鍋の方向を教えて助けてあげます。けれども、ただ「まっすぐ」「みぎ」など言わないのが面白い所です!
では、どのように教えるのでしょうか?実は「warm」(暖かい)「kalt」(寒い)と言います。鍋が近いところでは「warm」で、遠いところは「kalt」です。鍋のすぐそばに来たら「warm」ではなく「sehr heiß」(とてもあつい)というようになりますね。
目が見えない子供はスプーンで鍋を見つけると、嬉しくて、一所懸命にうるさく鍋をカンカン叩きます。鍋を見つけると、鍋の中に隠してあったスイーツをもらうことができます。「Topf」(鍋)を「schlagen」(叩く)ので、「Topfschlagen」という名前が付けられました。
もちろん子供は楽しいし、親が準備しないといけないことも少ないので、ドイツで一番人気があるゲームだと思います。皆さんもこちらのゲームを、ドイツ語の勉強のブレイクにやってみてはいかがでしょうか?
日本だと『スイカ割り』と似ているそうですね!
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