ドイツの面白い言葉:「die Pappnase」(段ボールの鼻)

Julia Ecom(イーコム)

こんにちは、EcomのJuliaです。
今日はドイツ語の面白いフレーズ紹介の10回目です。みなさん、ドイツ語の勉強は上手くいってますか?ドイツ語の面白い言葉で、何かドイツ人の印象を、持ちましたか?

今日紹介したいフレーズは「die Pappnase」です。こちらもよく使えるので、ぜひ覚えてくださいね♪

「Die Pappe」は「段ボール」で、「die Nase」は「鼻」という意味です。つまり「die Pappnase」は、「段ボールの鼻」という造語になります。「Die Pappnase」は、ピエロの赤くて丸い鼻のことです。現在はビニールで作られていますが、昔は鼻の部分に段ボールが使われていました。

 

ドイツの面白い言葉:die Pappnase(段ボールの鼻=間抜け)

 

ピエロは、わざとおかしなことをして周りの人を楽しませているイメージですね。そしてその特徴は、赤い鼻です。
そのため、馬鹿なことしている人や何かを全然上手くできない人は、ピエロに例えて「die Pappnase」(段ボールの鼻)と呼ばれています。
以前このコーナーで紹介した「das Trampeltier」の意味と似ていますが、「die Pappnase」の方がもう少し強い響きのする言葉です。

例えば、友達の誕生日のためにサプライズパーティを準備していたとします。それなのにある人が何気なく、その友達に計画を言ってしまいます。みんなは怒って、こんな失敗はありえない!ということで「Du Pappnase!」(段ボールの鼻だ!)と呼びます。
他には、勉強があまり出来ない人は、先生から「Pappnase」と言わることもあります。そこまで厳しい悪口ではないので、冗談で使っても大丈夫です。ただ、使ってみる時は周りの状況をよく見てから言ってくださいね。

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