ドイツの面白い言葉:Kulleraugen(ころころした目)

Julia Ecom(イーコム)

みなさん、お元気ですか?Ecomのユリアです。今日はドイツ語の面白いフレーズ紹介の第16回です。

今回は「die Kulleraugen」というフレーズを紹介したいと思います。こちらの言葉は、子供や女性によく使われています。

「kullern」は「ころころする」という動詞で、「Augen」は「目」です。つまり「ころころしている目」という意味になりますね。これは一体、どんな目を表しているのでしょうか?人形の目?嫌な時に目玉をぎょろつかせる?いいえ、どちらでもないです。

 

ドイツの面白い言葉:Kulleraugen(ころころした目)

 

「Kulleraugen」はとても大きい目玉になっています。ただ目が大きいだけではなく、その目を使って、何か欲しいものや頼みたいことをお願いします。

相手に何かをお願いする時、子供や若い女性は自分をもっと可愛く見せるために、顎をちょっと下げて上の方を見ます。日本語では「上目遣い」と言うらしいですね。そのような仕草は、ドイツ語だと「Kulleraugen」と言われます。

例えば、子供はお母さんに「Mama, kaufst du mir das neue Spielzeug?」(ね、ママ、新しいおもちゃを買ってくれない?)という風にお願いしますね。
でもお母さんは大体「Nein, du brauchst das nicht」(いや、いらないでしょう)と返します。
すると子供はもっと真剣に「Kulleraugen」でお母さんの目を見て「biittteeeee!」(おねがーい!)と言います(笑)
そうしたらお母さんも「Ah, bitte nicht die Kulleraugen! Na gut, ich kaufe dir das」(あー、くりくりした目をやめて!まあいいや、買ってあげるよ)となるパターンが多いです。
ちなみに、ペットが餌を求めている時も「Kulleraugen」を使います。
私も子供の頃はよく「Kulleraugen」を使って、お母さんを困らせていました。今でもたまに使いますけどね!(笑)

 

ドイツの面白い言葉:Kulleraugen(ころころした目)

 

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