ドイツの面白い言葉:Rabenmutter(カラスのお母さん)

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こんにちは!Ecomのユリアです。

今日紹介するドイツ語の面白い言葉は「Die Rabenmutter」です。「Der Rabe」はカラスで、「Die Mutter」はお母さんという意味です。さて、「Rabenmutter」はどういう意味でしょうか。
この表現は、ある自然の観察から生まれました。カラスの小鳥は早すぎるくらい若くから巣を出て、大地で辛そうに生きています。その時カラスのお母さんは子供に餌をやらずに、気にしている様子もありません。カラスのお母さんは自分の子供の世話をせずに守らない、悪そうなお母さんに見えてしまいます。

 

ドイツの面白い言葉:Rabenmutter(カラスのお母さん)
そのため、自分の子供をちゃんと世話しないで、子供を疎んでいる母親は「Rabenmutter」と言われるようになりました。例えば昔のドイツでは、子供がいるのに専業主婦ではなく自分のキャリアを大事にするお母さんは、フルタイム仕事で子供の世話をできないと思われて「Rabenmutter」と言われていました。「Das arme Kind, es hat eine richtige Rabenmutter!」(可愛そうな子、お母さんはカラスのよう母親(薄情な母親)だ!)
ですが、実際カラスのお母さんはとても良い母親らしいですよ!(笑)
子供が巣に出てから大変な目にあわないかチェックして、何かあれば子供を注意するみたいです。それなら、私もいつか「Rabenmutter」と言われても悪くないかなと思います(笑)

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