こんにちは、EcomのJuliaです。みなさんは学校に通っていた頃の、お昼休みに弁当箱を開く時の「今日は何が入っているかな」というワクワク感を覚えていますか?
ドイツではランチの弁当ではないですが、2つ目の朝ごはんのための「die Brotbüchse」がありますよ!Brotは「パン」、「Büchse」は缶あるいは箱という意味なので、つまり「パンを入れる箱」になります。
昔のヨーロッパの「die Brotbüchse」は、金属で作られていたため「缶」という言葉が使われました。その時「die Brotbüchse」は腎臓のような形で、ちょうど一枚の「Schnitte」や「Butterbrot」(=サンドみたいなドイツのパン)がはいっていました。
現在使われている「die Brotbüchse」は、プラスチックの弁当です。
多くの子供達は、朝ごはんを家で食べてから学校に通います。でも学校は7時半に始まるので、昼ごはんまで何も食べないと、レッスンに集中できません。そのためドイツの学校では、毎朝10時半ぐらいに「Frühstückspause」(朝ごはん休憩)があります。30分の休憩で家から持ってきた「Brotbüchse」の中に入った「Schnitte」や「Butterbrot」を食べます。「Schnitte」や「Butterbrot」はバターやチーズやハムが入った、黒いパンのサンドです。もちろんそれ以外にも、キュウリ、ニンジン、トマトなどの野菜、リンゴやオレンジなどの果物や小さいチョコやキャンディーまで入っています。
小学校や中学校の頃までは、両親が「die Brotbüchse」を準備してくれます。でもその後は、子供たちが自分で「Schnitte」や「Butterbrot」(=サンドみたいなドイツのパン)を作ります。
「Butterbrot」は美味しくて作りやすいので、ピクニックの時や出かける時、外で食べ物を買わずに「die Brotbüchse」を家からもっていくドイツ人がたくさんいます。
私の一番好きな「Brotbüchse」はKäsebrot (チーズパン)とトマトです!私は日本の料理が大好きですが、日本ではドイツでよく食べられているパンがあまり手に入りにくかったので少しさみしかったですね。
2 thoughts on “ドイツ人が学校で「早弁」するためのお弁当箱”
「ふたつめ(2回目)の朝ごはん、ドイツにもあるんですね。ポーランドもそうでしたよ。黒パンのサンドイッチ、おいしいですよね。
朝ごはん(とふたつめの朝ごはん)をしっかりとり、その後、温かい昼食を遅めにとり、夕飯は軽くすませるという食生活は、朝食と昼食はてきとうに食べ、夕食だけしっかりとるより健康にもいいと思います。
ユリアさんは旧東ドイツの出身だから、お母さんから話を聞いているかもしれませんが、共産主義時代は、給料は安かったけれど、仕事は朝早く始まり、午後4時前に終わるのが普通だったので、仕事の後、家族みんなでゆっくり昼食をとったそうです。
共産主義時代は失業者を作ってはいけなかったので、ポストはあっても仕事がないことがよくあったので、仕事場で自分と家族用のお昼ご飯を作り、料理が入ったなべをもって帰宅する人もいたそうです(笑)
話がずれてしまって(おまけに長くなってしまって)ごめんなさい。
Yokusiaさん
コメントありがとうございました。ポーランドとドイツは地理的に近いので文化や生活習慣も近いですね。ポーランド料理は食べたことはないですが、美味しそうですね。
確かに共産主義の時代は、今に比べてゆっくりと過ごせたかもしれませんね。なので家族と一緒に過ごす時間も多かったと思います。
共産主義時代についての話で、ある人が会社に行くのに遅れていて、早めに家に帰る人とよく会社に行く途中で会ったと聞いています笑
羨ましいです。社長と相談しようかな笑