ドイツ語の使えるフレーズ。Ein gutes Händchen haben (上手な手を持つ)

Guten Tag! Wie geht es Ihnen? イーコムのユリアです。今日はドイツ語の練習に役に立つ、ドイツ語のフレーズを紹介したいと思います。今回は「Ein gutes Händchen haben」です。

 

直訳:いい手を持つ、上手な手を持つ
意味:あること上手く扱える、上手にできる、得意である

「Die Hand」は「手」で、「das Händchen」は「die Hand+chen」との組み合わせで、「小さな手、可愛い手」という意味になります。
こちらの場合「手」が小さいかどうか、関係がありませんが、もっと優しい、近い雰囲気が作られています。「Gut」は「良い」や「上手」の意味をしています。「haben」との動詞は「持つ」や「ある」の意味をします。「Ein gutes Händchen haben」は「良い手を持つ」「上手な手を持つ」の意味になります。

「Ein gutes Händchen haben」は、イメージを想像しやすいですね。上手い手を持つと、何かしたら、そのことがうまく一般的にうまくできることの意味をします。ですが、一般的な上手くできることだけではなく、人間関係がうまくできること、あるいは、ある専門分野が上手にできることなど、自分の能力全般において使えるフレーズです。使い方はとても簡単で:「Ein gutes Händchen haben für…」+名詞の形になります。

こちらの例を見てみましょう:

A: Wie hast du es geschafft, unseren Chef von neuem Projekt zu überzeugen?
(どうやって社長に新しいプロジェクトの説得ができたの?)
B: Tja, ich habe halt ein gutes Händchen für Menschen.
(まー、私は人間関係が上手に扱えるからですよー)
A: Das merke ich!
(気づいていたよ!)

AさんはBさんの人間の扱いでほめていて、Bさんはただ「人間関係において、上手ですよ」と言いたくて「Ich habe ein gutes Händchen für Menschen.」を使っています。
自分に対して、使ってもいいし、他の人をほめたいときにも使えます。
結構使えるフレーズなので、構文として覚えて日常会話やビジネスシーンで使ってみてくださいね。

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