みんなさん、Guten Tag! お元気ですか? ドイツの天気は不安定で、暖かくなったり寒くなったりします。何を着ればいいか、わかりませんね。今日はドイツの面白い慣用句を紹介したいと思います。
運動関係ですが、使える状態はスポーツと関係ないです。今日はEinen Purzelbaum schlagen könnenを紹介したいと思います。
直訳:でんぐり返しをしてしまいそう
翻訳;とても喜ぶ・小躍りして喜ぶ
「Der Purzelbaum」は「でんぐり返し」で、「schlagen」あるいは「machen」は「する」の意味です。
Einen Purzelbaum schlagenは「でんぐり返しをする」となります。
ちなみに、文中にある「können」は「できる」という意味ですが、今回は接続法として使われています。接続法は日本語では翻訳しにくいですが、「・・・しそう」という意味に近いです。
そのため、「einen Purzelbaum schlagen können」 は「でんぐり返しをしてしまいそう」と直訳できます。
「Einen Purzelbaum schlagen können」は、「とても喜んでから、でんぐり返しをしてしまいそう」という意味を持っています。
例えば、子供は、とても喜んだときに、バカみたいに急に走ったり、ジャンプをしたり、元気な動きをしますね。その中に、(ドイツでは)お決まりのでんぐり返しに入っています。
ですが、大人になってから、このような喜びの見せ方はあまりしませんよね。
そのため、「でんぐり返しをしたいぐらい喜んでいる」との意味をしています。
とても簡単ないい方ですね! 使い方はこちらの通りです
A : Paul, ich könnte Purzelbäume(複数) schlagen! (パウルさん、たくさんでんぐり返しをしてしまいそうです!)
B: Oh, was gibt es denn? (おー、何かありましたか?)
A: Ich habe meine Abschlussprüfung mit 1.0 bestanden! (卒業のため必要な試験をAで合格できました!
B: Das ist wirklich super! (素晴らしいです)
Aさんはとても喜んでいることがあったので、小躍りするぐらいの喜び様です。
でんぐり返しをしませんが、よろこんで、したい気持ちがあります。
とてもいいことが起こった時に、とても喜んでいるときに、ドイツでは、Einen Purzelbaum schlagen können を使います。 みんなさんも、でんぐり返しをしてしまいそうなできことがありましたか?