こんにちは、Ecomのオルファです。
今日は、皆さんに覚えてほしいフランスのシンボルを紹介したいと思います。そのシンボルとは、Marianne(マリアンヌ)という女性です。
マリアンヌはフランス共和国を擬人化したイメージです。この女性はフランス革命を経て、共和制と自由のシンボルとして知られる「フランスの自由の女神」のような存在になっています。アメリカでいう、アンクルサムですね。
実際、Marianneマリアンヌのイメージはフランス社会の色んな場面に使われています。役所内や公的な場所など、ただ一番は切手です~!
私が生まれてからフランス切手はもちろん色々と変わってきましたが、全ての切手(もちろん特集外)の共通デザインはいつも:
キャラクター:マリアンヌ
色:赤(たまに青も) です。 わかりやすいですよね!
私にとって、一番自分の記憶に残っているフランス切手のマリアンヌは1997年(2005年まで使用)のものです。
ちなみに、私の両親の時代は上にある2枚でした。
こちらが「Liberté, Égalité, Fraternitéリベルテ・エガリテ・フラテルニテ」(自由、平等、友愛)フランス標語のいつもついている絵はマリアンヌのイメージです。
因みに、今年はフランスで新たなマリアンヌ切手が発行されましたが、選択の仕方がその通りです:
1) フランス国民やフランス人アーティストの誰でも個人的に切手のデザインの提案をできます。
2) フランス全国の高校生がドンドン見て、好きな切手に投票をします。
3) 全国の残りの3枚の中で大統領が最後の優勝の1枚を選択します。
そして、今年2013年7月にフランスでこの切手が選ばれました:
皆さん、どうですか?この新しいフランス切手を見てどう思いますか?
私は、それを見た時「ディズニーのキャラクターですか?」と思いました(笑)下は、画家のOlivier Ciappaさんが描いたマリアンヌのスケッチです。
ちなみに「普通のフランス女性のマリアンヌ」と「フランスのシンボルであるマリアンヌ」を区別する方法があります。皆さん、気付きましたでしょうか?マリアンヌはいつも赤い帽子をかぶっていますね。
この帽子は「Bonnet phrygienボネ・フルジアー」(フリジア帽)と言います、この帽子は古代ローマ(ギリシア神話)に起源をもつ帽子で、現在は「自由」を意味しています。
One thought on “フランスの象徴「マリアンヌ」という女性を知っていますか?”
凄くいい豆知識です。
ありがとう。